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PN悠祐希
PN悠祐希
novelistID. 37045
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より水夏な、DCPS霧羽・香澄ストーリー(ネタバレ注意)

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 そんなわけで、『幽霊を探す』という目的が一致した俺達は、一緒に学園の目ぼしい所を回っていた。

 音楽室で眠りこけていた、本校一年生の水越・萌先輩に会ったり、
(事もあろうに、卒パでの出し物の『木琴占い』の時に着ていた白装束のままで、しかも、その姿のまま帰っちゃうし)

 理科準備室で、俺の骨格模型を使った悪ふざけに香澄が本気で怖がって泣き出してしまったり、
(口が悪くて、出会ってからずっと強気な態度で、杉並から預かった最新型のカメラ付き携帯のカメラ部分をオシャカにするキッカケまで作ってくれた、あの香澄が、そこまで取り乱すとは、本気で罪悪感を感じちまったよ)

 生前、本を読むのが好きだったということで、図書室を少し念入りに探して、そこでなんとなく良い雰囲気になってしまって、そのままキスなんぞ…と思ったら、香澄に思いっきりスカシくらわされたり、
(でも、これだけ残念だという気持ちが強いということは、もしかして、俺、さっきっ出会ったばかりだってのに、香澄のことを意識してるってことか?…まさかな…)

 その直後、講師の白(しら)河(かわ)・暦(こよみ)先生に見つかったり、
(もっとも、俺の機転で、香澄は暦先生には見つかることはなかったが。香澄まで見つかったら、ただでは済まなかっただろうな)

 まあ、幽霊を探すという理由で深夜の学園に忍び込んでいるにしては、いささか騒々しい感じがしないでもないが…
 とにかく俺達は、明日美さんを探して回った。