こらぼでほすと ニート7
新しいイノベイドが遊びに来たことは、昨日、店で説明してある。ハイネが、主にニールの傍についているが、ハイネが留守をする場合はアイシャが顔を出す予定だ。そうなると、トダカは、なかなか顔を出せないなんてことになるので、店のほうにニールを引っ張り出す算段もしておく。
「ロックオンは十月の末に降りて来るらしい。」
「バカライルが降りて来ても用事はないな。」
「刹那の代わりだそうだ。」
現在、マイスター組リーダーの刹那は、組織の復興やらダブルオーの再生やらで忙しい。とはいっても、ニールのことも気にかかるから、ライルを下ろすことにしたとのことだ。
「ママニャン、ライルのバカなんかで満足するかなあ。」
「一応、実弟だ。刹那ほどの威力はなくても、少しぐらい落ち着くだろう。」
そんな話をしていたら、キラが回廊へやってきて、「お蕎麦のびちゃうよー。」 と、叫んでいる。そうだった、と、アスランも腰を上げて家のほうへ出向く。そろそろ、悟空も帰ってくる時間だ。出勤時間まで、寺で日常を満喫したら、キラたちは、店の仕事をしてラボへ戻る。まだまだ、世界は纏まっていく最中で、データのチェックやシステムの構築の仕事があるからだ。
作品名:こらぼでほすと ニート7 作家名:篠義