二次創作小説やBL小説が読める!投稿できる!二次小説投稿コミュニティ!

オリジナル小説 https://novelist.jp/ | 官能小説 https://r18.novelist.jp/
二次創作小説投稿サイト「2.novelist.jp」

こらぼでほすと ニート14

INDEX|4ページ/4ページ|

前のページ
 

 トダカが湯飲みに酒を入れて、お湯で割ったものを渡してくれる。ありがとうございます、と、それで手を温めて、くぴくぴと少しずつ舐めるようにしている。
「俺、おまえの部屋で寝る。そっちへ布団を持って行く。」
「それでもいいけど。そんなに警戒しなくても、何も聞き出しゃしないぜ? ハイネ。」
「一人だけ除け者にされてるみたいで、イヤだからだ。」
「子供みたいなことを・・・」
「まあまあ、娘さん。ハイネも寂しい独り者なんだ。面倒はみてやりなさい。」
「ちょっ、トダカさん? それ、トダカさんも該当してませんか? 」
「私には、娘と息子と孫までいる。寂しい独り者ではないね。・・・・身体は楽になったのかい? 娘さん。」
「熱は下がったから、大分、楽です。今日は、一日寝てましたから。」
「明日も、朝寝坊してゆっくりしておいで。」
「はい、そうさせてもらいます。」
 お里だと、ニールも気楽に甘えられるから、トダカが勧めてくれるようにする。寺だと、そんなことは言ってられないが、ここだとトダカが自分で身の回りはしてしまうからだ。