魔法世界に転生した!?
序章 転生する!
side ???
そこは、ただ真っ白な空間だった。
誰も居ない、自分も居ない、けど意識だけあった。
(ここは何処だ?)
それは、誰でも思い浮かぶ実につまらない疑問だった。
しかし、そんなひと時も他人の介入で簡単に終わってしまう。
「ほう、また人魂が迷っておるわ……ん?お前さん、意識があるのか?」
(当たり前じゃ……あれ?声が出ない!)
「まあそうじゃのう。お前さん、自分の名前は解るか?」
(あれ?……解らない!てか、お前誰だ?おれは声だせないのに何で解るの?)
「わしか?まあ、それは置いといて。お前さんの感情が流れて来てるからだわ。ついでに言うとお前さんもう死んでいるぞ」
(……おれ、死んだの?)
「ああ。所で、お前さん。もし力が必要になってしまった時、どんな力を思い浮かべた?」
(力?そうだなぁ……。理想的には型月の衛宮切嗣や言峰綺礼だな。あとは、蒼崎橙子!現実的には情報?いや、知識かな。)
「ほう、なかなか地味だがしっかり最強系を選ぶとは……先の奴らとは大違いだ。」
(先?どんな奴らだったの?)
「力と言えば『無限の剣製』やら『ゲート・オブ・バビロン』やら『エクスカリバー』派手好きな奴が多い。王道過ぎてつまらん!それに比べお前さんは最初の二つは省くとしても、蒼崎と知識が入っている。なかなか筋が良いのう」
(そりゃどうも。で、何で力なんて聞いたんだ?)
「?……お前さん。転生って知ってるか?二次創作は読んだ事無いのか?まあ、そろそろ時間だし、新たなる人生を楽しめよ。少年!」
俺は何も思考する時間も無く唯、意識が遠のいた。
そして俺の新しい人生は物語の世界だと気が付くのは小学校に入学する時だった。
side ???
そこは、ただ真っ白な空間だった。
誰も居ない、自分も居ない、けど意識だけあった。
(ここは何処だ?)
それは、誰でも思い浮かぶ実につまらない疑問だった。
しかし、そんなひと時も他人の介入で簡単に終わってしまう。
「ほう、また人魂が迷っておるわ……ん?お前さん、意識があるのか?」
(当たり前じゃ……あれ?声が出ない!)
「まあそうじゃのう。お前さん、自分の名前は解るか?」
(あれ?……解らない!てか、お前誰だ?おれは声だせないのに何で解るの?)
「わしか?まあ、それは置いといて。お前さんの感情が流れて来てるからだわ。ついでに言うとお前さんもう死んでいるぞ」
(……おれ、死んだの?)
「ああ。所で、お前さん。もし力が必要になってしまった時、どんな力を思い浮かべた?」
(力?そうだなぁ……。理想的には型月の衛宮切嗣や言峰綺礼だな。あとは、蒼崎橙子!現実的には情報?いや、知識かな。)
「ほう、なかなか地味だがしっかり最強系を選ぶとは……先の奴らとは大違いだ。」
(先?どんな奴らだったの?)
「力と言えば『無限の剣製』やら『ゲート・オブ・バビロン』やら『エクスカリバー』派手好きな奴が多い。王道過ぎてつまらん!それに比べお前さんは最初の二つは省くとしても、蒼崎と知識が入っている。なかなか筋が良いのう」
(そりゃどうも。で、何で力なんて聞いたんだ?)
「?……お前さん。転生って知ってるか?二次創作は読んだ事無いのか?まあ、そろそろ時間だし、新たなる人生を楽しめよ。少年!」
俺は何も思考する時間も無く唯、意識が遠のいた。
そして俺の新しい人生は物語の世界だと気が付くのは小学校に入学する時だった。
作品名:魔法世界に転生した!? 作家名:継柄あきと