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継柄あきと
継柄あきと
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魔法世界に転生した!?

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第一話   『傷んだ赤』



 この世界は多くの転生者がヒロイン達に媚を売っていた。
 そんなくだらない世界で私、蒼崎夏姫は生きている。
 一人称は私を使っているが私は男だ。
 ついでに言うと私の名前は『なつひめ』では無く『なつき』と読む。

「一体だれがこんな読めない名前にしたのか……」

 思わず呟きが漏れてしまった。
 そこはかとなく、「わしじゃ!」と聞こえたのは気のせいだろう。
 私が結局、神から貰った才能?特典?力?は名前から解るように蒼崎橙子の才能を継承した。
 少しだけ神にいじくられたが……。
 そして、今日が待ちに待った無印の始まりの日だ。
 不思議な事を言うと何で私には親がい無いのに私立小学校に通っているのか。
 コレだけは、本当に謎だ。
 ついでに言うと、私は介入するつもりはありません。
 だって私、魔術師だもん!

「なっき!飯食おうぜ!めし!」

「うるさいぞ、純。いただきます」

「いっただきー!」

 二階堂純。
 じつはコイツ、転生者だ。
 すっごくバカだが……。

「始まるな。」

 すると、純のバカっぽい表情から真剣な表情に変わる。

「そうだな、なつき。僕達はリンカーコアがあるから、ずっと原作に関わらないって事は出来ないよ」

 そう、私達にはリンカーコアがある。
 しかし、魔術を使うのにリンカーコアは必要ない。
 純も自分の力を使うのにリンカーコアは必要ない。
 けど、私達は魔導師ランク的に言えばD~Cランクと低ランクだ。

「どうしょも無くなったら魔導師!として介入しよう」

 それは、コレから出てくるだろう管理局に自分の研究と盗まれない為かな?
 質問攻めに会っても面倒だし。

「そうだね」

 こうして私と純の昼食の時間は過ぎていった。