黒と白の狭間でみつけたもの (6)
近いとはいえ、まあまあな道のりを進んでいたせいか、ふくらはぎが重かった。
疲れていないと思っていたけれど、ベッドに横になると、眠気はすぐにやってきた。
それにしても、いろんなことがありすぎた。
新しい仲間に、バトルに、バッチに……。
そして、あのプラズマ団。
Nという、ポケモンとしゃべれる青年。
彼はいったい何者なんだろう。
目まぐるしかった、今日のことを思い返しながら、トウコは眠りについた。
作品名:黒と白の狭間でみつけたもの (6) 作家名:アズール湊