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IS  バニシングトルーパー 017-018

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 「お前がこのR-1を使えるのは、R-1のコアがお前を受け入れられるように処理されたからだ。別のコアだと反応しないかもしれん」
 「へえ~じゃ何で俺? もしかして、選ばれし者ってやつ?」
 「そうだ、お前には素質がある。R-1、使いこなして見せろよ」
 「ふん、言われるまでもうねぇよ」
 そう言って、隆聖はさっきほど教えられたコツでR-1を待機状態にした。クリスのエクスバインと同じ、R-1の待機状態もドッグタグだった。違うのはドッグタグに上に刻んでいる機体名を示す文字だけ。

 「よし、午前の授業はここまで! 午後は今日使った練習機のメンテがあるから、専用機持ちは練習機を格納庫に運ぶように!」
 全員が一度集合した後解散して、生徒達はグラウンドから去っていくが、専用機持ち達は練習用の打鉄とラファール・リヴァイヴを格納庫に運び込むという作業が申し付けられた。
 「いいか、隆聖。物を運ぶと言う作業は簡単に見えるが、実はかなり繊細の操作が必要だ。さあ、やってみろ」
 「おっ、了解!」
 「クリスお前も少し働け!」
 監督気分で仕事を隆聖に押し付けるクリスと正直に引き受けた隆盛に、一夏は大声でツッコんだ。