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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第48話

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  そして、対策本部のポイントに勇者達が集結。冴島達の目の前にジェイデッカー、勇者特急隊、エクスカイザー、が揃っていた。

  どのロボット達も戦いの中で何度か共闘していた。再びそろい踏みした彼らは互いを称えあう。

  ガンレイバー 『おおおっ!!いつになくロボット軍団がそろっているぜ!!』

  ショットレイバー 『ロボット軍団って・・・お前な・・・。』

  ジェイデッカー 『確かにこうして我々全員が揃うのは初めてだな!!』

  マイトガイン 『そうだな!!あの時はまだ私の仲間も建造途中だったからな。』

  バスターボンバー 『ストライクボンバー改め、バスターボンバーだ!!よろしくな!!』

  フレアダイバー 『フレアダイバーだ!!今後よろしく頼む!!』

  エクスカイザー 『ああ、こちらこそよろしく頼む!!後、私からも・・・彼をよろしく頼む!!私と融合して闘ってくれる地球人だ!!』

  エクスカイザーは勇に手をかざして彼の存在を紹介した。勇自身も自信にあふれた表情でサムスアップしてみせる。

  勇 「平沢勇だ!!よろしくな!!」

  彼らのそろい踏みしたこの光景を目にした冴島。既に感涙していた。

  冴島 「おおおお!!!実に勇ましい光景だ・・・!!!」

  藤堂 「旦那・・・。」

  それからしばらくして、上空にファイアージェットが到着した。ジェット音を響かせ、見上げた彼らの頭上から降下して来る。

  エクスカイザー 『おお!!彼も到着したようだ!!』

  勇 「勇士朗か・・・!!これで、勇者達が揃ったってわけだっ。」



  そして冴島による発足宣言が開始された。だがまだ尚、肝心の冴島は熱いままでいた。

  冴島 「ついに・・・ついにこのシチュエーションが・・・・あの時はファイバードがいなかったから完全に揃っていたわけではなかったからな・・・・!!!うおおおおおおお!!!実に熱い、カッコイイ!!!そう、ここにロボットを集結させるというシチュエーションがたまらなくカッコイイ!!!」

  マイク越しに冴島の燃え症候群が加速する。回りの警官達が唖然とする中、要と吉崎の横にいるさわ子が小声で辛口のコメントをした。

  さわ子 「な、なんなの?あのおっさん!ちょっとイッテルんじゃないの?!あれが本当に警視庁のトップなの?!」

  吉崎 「あははは〜・・・うちの警視総監、どうも『熱い』ものに敏感みたいだから・・・。」

  要 「冴島総監・・・。」

  熱きコラボレーションに魂が震え始める冴島。既に本題から逸れようとしている。藤堂がこれ以上突っ走らないように、一言を出した。

  藤堂 「本題を見失わないでくだせー、旦那ッ!!」

  冴島 「む・・・・うおおっほんっ・・・失礼。ともかくここに彼ら、勇者ロボット達を集めたのは他でもない。今回引き起こってしまったこの大ハカイジュウ災害を打開するには彼らの力を一つに結集させるのが得策ではないかと思ったからだ!!!」

  マイトガイン 『我々の力を・・・?!』

  ジェイデッカー 『一つに・・・!!』

  冴島 「君たちはこれまでに度重なる生物災害の被害を最小限に止めてきてくれた!!!だが、今回ばかりは規模が違う!!!そこで私は今日をもって、対特殊生物災害における特別勇者ロボットチーム、『ブレイヴ・フォース』を発足・結成させることにした!!!」

  キングエクスカイザー 『特別勇者ロボットチーム・・・!!!』

  ファイバード 『ブレイヴ・フォース・・・!!!』

  特別勇者ロボットチーム・ブレイヴ・フォース。冴島がこの日を持って立ち上げた勇者ロボット達の特別チーム。再度冴島は宣言した。

  冴島 「再度宣言しよう!!本日付でここにブレイヴ・フォースの発足・結成を宣言する!!!」




  各地で自衛隊の介入が開始されたものの、ハカイジュウ災害は侵攻を止めない。崩壊したビルの瓦礫をカマで払い、生き埋めになった人々を蹲りながらむさぼるC‐03群。

    ギチャ・・・ギチャ・・・ジャグ・・・ジャグ・・・

  待ち構えていたかのように身体を滑りませて逃げる人々を一気喰いするC‐02。

    ズドォオオオオオオッ・・・・ガブシャアアアアッッ!!!

  槍のようなカマでビルをつき砕くD‐14。更に液体弾を無造作に発砲する。飛び散った液体を浴びて破裂していく人々。

    ズガギャアアアアアンッ・・・・・ビュドオオオオッ、ビュドオオオオ!!!

    ボバババチャアアアアッッ!!!

  ガサガサと蔓延るD‐24が口からホース上の器官を伸ばし、吸い取るように捕食する。

    ビュフォゴッ・・・・ギュウゴオオオオオオッッ!!!

  各地で展開するヘルトルーパー部隊が、これらに対し射撃攻撃を加える。

  自衛隊パイロット 『ザッ・・・目標捕捉っ!!各機、個々に駆逐だっ!!』

    ギュウィッ・・・ディディディディディディディディディィィッッ・・・・!!!

    ディガガガガガガドォドォドォドォドォオオオオォッッ!!!

  自衛隊による第一次攻撃が展開する中、深い絶望が関東地域を、ハカイジュウ災害の恐怖が全国及び世界各地に報道を通して広がる。

  集結したファイバード。マイトガイン。ジェイデッカー。エクスカイザー。闘い続けるダグオンチームとグレンラガン・・・今こそ彼らの力が必要とされる時。今まさに鋼のメシア達が混沌と絶望を広げた場所へ立ち上がろうとしていた。


  つづく