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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第49話

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  脆くもかき消されるように破壊されるC‐03群。間一髪であった。だが、その向こうではモノレールのレーンをぶった斬る別のC‐03がいた。モノレールも急停車させようとするが間に合わない。

  運転手 「うあああああああ!!!」  

  キングエクスカイザー 『ちぃっ!!』

    ギュドォオオオオオオオオオオオオッ!!!

  モノレールを救うべく、その場を飛び立って加速するキングエクスカイザー。鋼の巨体がレーンに沿うように飛ぶ。左手から手裏剣状の武器、カイザーショットを撃ってC‐03に気を向かせた。

    シュシュガガッッ・・・・ズザギャガガッ!!

  C‐03 「ボオオオウッ??!」

  そのまま先頭車両と速度を合わせ、左手で車両をホールドした。

    ガシィッ・・・キュキキキキキキイイイイイ・・・・・

  少しづつ減速すると共にキングエクスカイザーは着地して、モノレールの動きを止めた。

  キングエクスカイザー 『ふうう〜・・・・間一髪だったぜっ!!!』

  モノレール内も一時的ではあるが、安堵の空気が流れる。だが一人の乗客の少女が叫んだ。

  少女 「危ないっっ!!!」

  背後からカマを振りかざしたC‐03が襲いかかろうとしていたのだ。だが、キングエクスカイザーはこれがわかっていたかのように振り向きながらカイザーソードを振るう。

    ゴォオオッ、ズバァザギャシャアアアアアッッ!!!

  腕と頭部を斬り飛ばしながらモノレールを死守した。そして次なる場所へと向かう。

  キングエクスカイザー 『そのくらい見え見えだぜ・・・さーて、次いこうかっ!!』

  各地でサポートチームも展開を開始。バスターボンバーが両肩のレールキャノンで牽制しながら胸部のバスターブラストをD‐24の群集に撃ち放つ。

    ディシュイン、ディシュイン、ディシュイン、ディシュインッ!!!

    ドォドォドォドォオオオオンッッ!!!

  バスターボンバー 『いくぜっ!!!バスターブラストッッ!!!』

    ヴィギュァアアアアアアアアアッッ・・・・・ズヴァガドォドォギャアアアアアンッッ!!!

  直撃を受けて爆発する3体のD‐24。高出力ビームが1体目を貫通していた。更にバスターボンバーは、右肩のバスターランチャーを一箇所に固まっている個体群にスタンバイした。

  バスターボンバー 『バスターランチャーッッ!!!』

    コォオオオッ・・・・ギュドォゴォオオオオオオオオオッ!!!

  その砲口から高出力光弾を撃ち飛ばす。着弾と共に隣接していた個体群をドーム状の爆発が巻き込んで吹き飛ばす。

    ヴァズドォガァギャアアアアアアアアアアアンッッッ!!!

  サポート機ながらかなりの威力の武器だ。一方でフレアダイバーが新装備のフレアライフルをD‐14に向かって撃つ。撃ち出されるビームは、彼らの反撃を許さない。

  フレアダイバー 『フレアライフルッ!!!』

    ズドォオオオオオオオオッ、ズドォオッ、ズドォォッ、ズドォッ、ズドォオオオッ!!!

    ズガドォオオオオオオッ、ズギャドォドォドォドォゥウウウウウンッッ!!!

  細い身体が破壊され吹っ飛ぶ。威力はJバスターと同等のものだった。更に虎の子であるツインバスターシリンダーとブレストファランカーを別方向に群れを成していたC‐02に撃ち放つ。

  フレアダイバー 『群れを成すものにはこれだっ!!!』

    ヴァドゥルルルルルルルルルゥゥウウゥ、ドォヴァゴ、ドヴァゴ、ドォヴァゴォオオッ!!!

    ズガガガガガガドォドォドォドォオオオオンッ!!! ヴァドドドゴオオオッッ!!!

  木端微塵に体が砕けていくC‐02群。レイバーズもこれらを相手に個々に撃破していく。 

  ガンレイバー 『うおおおお!!!』

    ビィドォアアアア、ビィドォアアアアッ!!!

  ショットレイバー 『撃ち砕くッッ!!!』

    ディドォゴッ、ディドォゴッ、ディドォゴォオオオンッッ!!!

    ヴァドグウウウウウウンッッ!!!

  エネギーガンとリニアランチャーの直撃射撃がC‐02の口内に撃ちこまれた。破裂するかのように頭部が爆発した。




  勇者たちの本格的な攻撃が展開される中、紬と菫は殺戮地獄の中を逃げていた。紬は必死になり、菫の手を握って走る。必死になって逃げる彼女達に容赦することなく、背後からC‐02が蛇の様に迫る。

  C‐02 「ミシャアアアアアアアアアッッ!!!」  

  紬 「絶対に手を離さないでっ!!!菫ちゃん!!!」  

  菫 「はい、お嬢様っ!!」

  舞人は紬との連絡が取れる状況ではないことを承知の上で戦闘に身を投じている。電話回線の都合上慌てても仕方ない事を心に留めていた。だが、心の片隅では憂いとの格闘であった。

  舞人 (紬さんっ・・・無事でいてくれ・・っ!!!紬さんと連絡が取れない以上、慌てたって無駄だっ!!!俺は俺にできる最高のことをやるんだっっ・・・!!!)

  舞人は憂いを振り切るかのように叫んでマイトガインと共にデストリアンの群れに切り込んだ。

  舞人 「っ・・・・おおおおおおおお!!!」

  マイトガイン 『だぁあああああああっっ!!!』

    ズドォガアアアアアアアアアンッッ!!!


  つづく