新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第49話
ジャキンッ・・・ドォズゥウウウッ!!! ドォズッ、ドォズッ、ドォズッ、ドォズッ、ドォズッ、ドォズゥウウウッ!!!
ディギャン、ズギャドォドォドォドォドォゴォバァァッッ!!!
一通りの射程範囲内のターゲットを駆逐した。銃を下ろし、ジェイデッカーは眼下の二人に呼びかけた。
ジェイデッカー 『さぁ、早くッ!!最寄のシェルターへ急いで!!!この一帯のハカイジュウは私が殲滅します!!!』
OL二人は顔を合わせたあと、上空のジェイデッカーにうなずいてその場を駆け出した。
そのすぐ隣の区画で蔓延るC‐03群。破壊と蹂躙を繰り広げる彼らにに正義の鉄槌が下される。
ロコモライザーとライナーズが急速合体。そのまま引っさげた動輪剣を手にして勢い良く斬り掛かる。
舞人 「ロコモライザー、急速合体っ!!!」
マイトガイン 『チェンジ・マイトガインッ・・・・・・おおおおおおおおおっっ!!!』
ジャキンッ・・・・ザギャザアアアアアアァアアアンッッ!!!
舞人 「出力を今のうちにっ・・・!!!」
上空から斬りかかりながら舞い降りたマイトガインが、1体を叩き伏せた。この瞬間に舞人は素早く出力を140%まで上げる。出力事態をアップしていた為にかなりの斬撃力となる。
舞人はコントロールレーバーを握り締めて、マイトガインは舞人の気迫的な操縦の下、振り返りながら背後のC‐03達を華麗な剣捌きで叩き斬っていく。
舞人 「いくぜっ!!マイトガインッ、おおおおおお!!!」
マイトガイン 『はぁああああああ!!!』
ザダギャアアアアアアアアッッ!!! ザシュウウウゥッ、ザドォシャアアアッ、ズドォギャシャアアンッッ!!!
ドォドォドォドォズズズウウウウ・・・
切断された肉が崩れ落ち、次々と斃れていくC‐03達。マイトガインはフォンッと動輪剣を構えなおす。その面前から迫るC‐03の群れ。マイトガインは真っ向から斬りかかる。
C‐03群 「ボオオオオオオオッッ!!!」
マイトガイン 『多数上等っ!!てああああああああっっ!!!』
ズゥザァンッッ、ズシュバアアアアンッ、ファドォシャアアッ、ザシュドォオオオッ!!!
駆け抜けるようにマイトガインはC‐03群を斬り伏せていった。
だが、斬り抜けたマイトガインに、先程叩き伏せたC‐03がグワッと襲い掛かる。だが、舞人もマイトガインも見切っていたことだった。振り返り様に薙ぎ斬ってみせる。
舞人 「その程度、見切っているっっ!!!はぁあああああ!!!」
マイトガイン 『せやあああああああっっ!!!』
ズドォガザシャアアアアアアアンッッ!!!
その個体を斃し、動輪剣を構え直すと、マイトガインはこちらに狙いを定めているD‐14に加速して斬り掛かった。交えるD‐14の得物ごとイとも簡単に斬り砕いた。
D‐14 「ギギギギ・・・!!!」
舞人 「次はアイツだっっ・・・!!!」
マイトガイン 『でやああああああああ!!!』
ギュゴッ、ドォアォオオオオオオッッ・・・ズガシャアアアアアアンッッ!!!
デストリアン達が跋扈している上空にエクスカイザーが乗ったキングローダーが到着した。勇を乗せた状態で眼下を見下ろす。
勇 「ひゅ〜!流石にこの位置はたっけーな!!」
エクスカイザー 『そうだな・・・・勇!!しっかり掴まっていろ!!このまま地上に直接降りる!!』
勇 「え?!うおっ・・・?!!」
勇を手に乗せたままジャンプしたエクスカイザー。そのまま地上へと着地して勇を降ろした。
ズシイイイイインッッ!!!
勇 「っ〜・・・いきなりデンジャーなアクションしてくれるじゃねーか!!」
エクスカイザー 『無論、勇との融合合体の為だ!!』
勇 「オーライ・・・・いつでもOKだぜっ!!!」
エクスカイザーはうなずいて勇を下ろすと、キングローダーに向けて腕の甲の先からエネルギー波を放った。
エクスカイザー 『・・・・キングローダーッッ!!!』
放たれた光りがキングローダーに直撃し、ドッキングモードへとチェンジさせた。その中へ助走しながら駆け出して飛び込む。
エクスカイザー 『とうっ・・・・・フォームアップッッ!!!』
キングローダーの各ハッチが閉じてエクスカイザーを収容。各部を変形させ、キングエクスカイザーとなって勇の許に着地した。勇はキングエクスカイザーの正面に立って叫んだ。その瞬間に和の事が過ぎる。
勇 「カイザーフュージョンッッ!!!」
キングエクスカイザーの額から勇に向かって光が放たれる。それに吸い寄せられるように浮上していき、勇とキングエクスカイザーが融合を果たす。
勇の魂の炎を賭して光るキングエクスカイザーの眼光。
キングエクスカイザー 『融合巨大合体っ、キィイィングエクスカイザァアアアアアッッ!!!』
気迫十分にしてカイザーソードを取り出すと、バックバーニアで加速しながらモノレールに襲い掛かろうとしていたD‐14を斬り砕く。
D‐14 「ギギギィイイィッ!!!」
モノレール乗客 「うおあああああああ!!!」
キングエクスカイザー 『カイザーソードッ!!!』
ギュドォアアアアアアアアアッッ・・・・・・ズバァザガシャアアアンッッ!!!
1体のD‐14がカイザーソードの太刀で寸断される。突然の介入者にD‐14の群れはすぐに攻撃目標をキングエクスカイザーに向けた。細く鋭利な前足のカマを振るって一斉に襲い掛かる。
D‐14群 「ギギギギギイイイイイッ!!!」
キングエクスカイザーに一斉に飛び掛った。その刹那、キングエクスカイザーの目が光った。
キングエクスカイザー 『はぁああああああああっっ!!!』
ギュフォッッ・・・・・ザザギャギャズババシャアアアアアアアッッ!!!
カイザーソードの一振りで4体のD‐14を斬り飛ばす。その時、剣を振り切ったキングエクスカイザーの正面に2体のD‐14がカマを突き刺しにかかる。
ギュゴゴフォッッ、ガガギャアアアアアアアアンッ!!!
左肩と胸にそれが直撃する。だが、大したダメージではない。そのまま面前の1体を叩き斬り、もう1体を斬り飛ばす。
ズギャザァアアンッッ、ザドォガアアアアッッ!!!
キングエクスカイザーは右側面上に視線を送くる。群れるC‐03達が視界に入る。既にこちらに気づき襲い掛かろうと向かって来ていた。醜悪な群れにカイザーブラストの制裁が呻る。
キングエクスカイザー 『カイザーブラストォオオオオオッッ!!!』
ギュヴァガアアアアアアアアアアアアッッ!!!
ズギャドォシャアアアアアアアアアアッ・・・・ヴァズギャガドォゴオオオオオッッ!!!
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第49話 作家名:Kブレイヴ