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氷雲しょういち
氷雲しょういち
novelistID. 39642
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第2Q 照れ隠しだよ、バカ神くん

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「一応、いろいろ考えたけど、バスケする理由なんざ、誰かが否定するモンじゃねぇだろ。それもそれで尊重するよ。それに、俺たちとがんばりてぇ、って思ってんだろ。それでまぁ、いいんじゃね。無理しねぇ程度なら」
私は、心の中でほほえみ、言った。
「ない頭でよく考えたね」
「な?!てめっ、人がしっかり考えたことを!!!」
それを聞いて、とうとう吹き出してしまった。まだぐだぐだ言っている。
私は、笑い終わると、自分で笑みを浮かべ、
「照れ隠しだよ、バカ神くん」
と言ってやったのだった。
昼の放送室へは、スキップしていった。
こんなことで嬉しいなんて、単純だなぁ、と自分に苦笑する。でも、悪い気はさすがにしなかった。

さて、約1週間後の放課後のことである。
私は着替え、シュート練習を始めた。
そこへ、日向先輩が来る。
「よぅ、精が出るなぁ、紺野」
「はい。出れる時間は短いけど、その分がんばらないと」
「そうか。……あ、伊月、カントクどこいったか知ってるか?」
それを聞いて、ホクロくんが代わりに答えた。
「あ、さっき、スキップしながら、対戦申し込みしてくる、っていってましたよ」
すると日向先輩はギョッとして、なぜか笑いながら言う。
「覚悟しろ、お前ら、あいつがスキップって、次の相手、相当やべぇぞ」
そう言い終えたところで、体育館のドアの辺りに相田先輩が現れた。
たしかにスキップをしていた。
「あ、みんなぁ、ちょっと待っててね。今着替えてくる。あ、それと、」
先輩は惚れ惚れとしたような顔でこうしめた。
「キセキの世代のいるチームと練習試合申し込んじゃった」
その場にいる、ホクロくんも含めた全員が唖然としたのは、言うまでもない。



NG
リコ「さぁ、次は?あ、ちなみに、できなかったら、全裸で好きな人に告白しなさい!!」
火神「はぁぁ?!!」
紺野「え、先輩、私も?!!」
男子全員、赤面し(マジで?!!!)
リコ「あ、紺野さんは上半身だけでいいわ」
紺野「あんまり変わりません!!」
リコ「いっそ、下着にする?」
紺野「どっちもエロいです!」