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ブレイズ-G-サイファー
ブレイズ-G-サイファー
novelistID. 39710
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東方南十字星 the SouthernCross Wars三

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の兵隊、つまりは非常に強力な傭兵である貴方達に来て貰ったってこと」

「まぁ、言いたいことは分かった。でもよ・・・・・」

「?」

「あの送り方は勘弁してくんね?人生終わったかと思った・・・・・」
岡島が四人とも思っていたことを言い出す。
すると吉本が
「いや、オレはその寿命自体多分縮んだかんな?マジで」
腰を擦りつつ言う。

「それはごめんなさい・・・・・・それで、報酬のことなんだけど」

「いや、俺たちが異世界へ飛ばされたという以上、場所だけ知れただけで十分だ。そのかわり、しばらく泊まれる場所が欲しい」
後で三人から文句が飛んで来るだろうが、俺はこれでいい。

「そう・・・・・・でも、やっぱり何かしてあげたいのだけれど「だったら宴会でもする?」」

そこにいた全員が縁側のほうを見やる。そこには今頃茶を運んできた霊夢がいた。

「宴会?」
吉本がとっさに聞く。

「ええ。幻想郷は決まった時期になると宴会を開くのよ。大体この神社でね。夏にもするんだけど、
今日はあんた達も来たことだし、歓迎会も兼ねて、今晩にしちゃわない?いいわよね紫?」

「そうね。別にいいかしら?」

「まあ、別に構わないが」

「なんか食えりゃそれでいい」

「しゃあ!酒ー!」

「では、お言葉に甘えて」

四人とも、続けざまに賛同する。

紫はふっと微笑むと、最後に一言、

「ようこそ。幻想郷へ」

それを聞き、俺は少しだけ俯き、少しだけ笑った。

―――SideOut―――




『四人の外来人があのバケモノを撃退した』

その情報は瞬く間に幻想郷全土へ広まった。
それは、後々になって彼らの運命をも左右することになろうとは、誰が想像できたか?

少なくとも、この世にはいない。