終わりなき境界線上のエデン EPISODEⅠ
良介達はついに品川付近の太縄の前に近づいてきた。良介はここでアデーレを下ろすことにした。
宮本良介「さて、ここで下ろすぞ。」
オリオトライ:
「さあ、品川よ!」
マルガ・ナルゼ「マルゴット!。行くわよ!。」
マルゴット・ナイト「はいはいガっちゃん急ぐと危ないよー。」
マルガ・ナルゼ「行くわよ。」
マルゴット・ナイト「遠隔魔術師(マギノガンナー)の白と黒」
二人「堕天と墜天のアンサンブル!」
二人「……!?」
マルガ・ナルゼ「……航空用の足首無し。聖連、三征西班牙の航空用重武神ね。騒いでるから警告に来たってこと!?」
猛鷲(エル・アゾゥル)『・・・・』
マルガ・ナルゼ「戦闘好きな三征西班牙らしいわね。別に私達、武蔵から出ようなんて考えもないのに、トリガーに掛けた指を見せつけるなんてサイテー。搭乗者調べ上げてうちの漫研のホモ漫画に出してやろうかしら。三征西班牙総受け……!。」
マルゴット・ナイト「それ攻め側はうちのクラスの誰? ……でもまあ、異族で魔術師のナイちゃん達は外に出る方が面倒だしね。向こうも仕事なんだと思うよ。結構大変なんだってマサやん言ってた。武神も三征の“清らか大市(サン・メルカド)”ブランドなんだけど、技術甘いから駆動系はK.P.A.Italia式だし、見栄だけはあるから武蔵の東国巡回路のほとんどを警備する羽目になってるとか。三征西班牙大赤字なんだって。」
マルガ・ナルゼ「“清らか大市”なんて、未だにレコンキスタ気取りで攻撃的な田舎パーツが多いからそうなるのよ。K.P.A.Italiaも新しい大罪武装を三河に作らせにわざわざ教皇総長が来るって言うし、聖連を半脱退してるP.A.ODAと繋がりがある三河周辺ではピリピリしてるんでしょうね。」
マルゴット・ナイト「神格武装の一種。都市破壊級の個人武装で七大罪の原盤をモチーフにした八つの武装。使用者は“八大竜王”って暗に呼ばれてるね。十年前に三河がP.A.ODAと正式同盟したとき、聖連側に反抗の意志無しと示すためにもP.A.ODA以外の聖譜(テスタメント)所有国に配ったっていうけど」
マルガ・ナルゼ「……本当のところは、どうなのかしらね。大体、大罪武装の素材は噂通り、人間の・・・。」
機関部の泰造「こらぁ~~!。あまり騒いで艦を傷つけるなあ~~!。」
マルゴット・ナイト「……ガっちゃん、機関部の泰造ちゃんが無理言ってるよ。」
マルガ・ナルゼ「いきなり諦めてるところがステキよナイト。上の連中の威嚇も気にしないのね。」
マルゴット・ナイト「――だってこれ、授業だもん。」
マルガ・ナルゼ「授業授業――!」
オリオトライ:「術式主体の連中が追いついたわけ? それで皆の術式展開の時間稼ぎに、わざわざ出てきたわけだ」
マルガ・ナルゼ「そういうこと。授業中だから黒嬢(シュパルツフローレン)も白嬢(ヴァイスフローレン)も使わないでおいたげる」
マルゴット・ナイト「行くよ、ガッちゃん。」
マルガ・ナルゼ「はいはい、マルゴット。」
マルゴット・ナイト「Herrlich(ヘルリッヒ)!。」
マルゴット・ナイト「な、何か・・・い、嫌な感じがするね・・・ガッちゃん。」
マルガ・ナルゼ「エ、ええ・・・・ほ、本当に・・・・ヤバイ感じが・・・・。」
オリオトライ:「それじゃ時間稼ぎの前に全員リタイヤよ!」
ネシンバラ:「こ、殺す気か!?」
シロジロ:「ハハッ」
マルゴット:「ごめーん」
宮本良介「さて、ここで下ろすぞ。」
オリオトライ:
「さあ、品川よ!」
マルガ・ナルゼ「マルゴット!。行くわよ!。」
マルゴット・ナイト「はいはいガっちゃん急ぐと危ないよー。」
マルガ・ナルゼ「行くわよ。」
マルゴット・ナイト「遠隔魔術師(マギノガンナー)の白と黒」
二人「堕天と墜天のアンサンブル!」
二人「……!?」
マルガ・ナルゼ「……航空用の足首無し。聖連、三征西班牙の航空用重武神ね。騒いでるから警告に来たってこと!?」
猛鷲(エル・アゾゥル)『・・・・』
マルガ・ナルゼ「戦闘好きな三征西班牙らしいわね。別に私達、武蔵から出ようなんて考えもないのに、トリガーに掛けた指を見せつけるなんてサイテー。搭乗者調べ上げてうちの漫研のホモ漫画に出してやろうかしら。三征西班牙総受け……!。」
マルゴット・ナイト「それ攻め側はうちのクラスの誰? ……でもまあ、異族で魔術師のナイちゃん達は外に出る方が面倒だしね。向こうも仕事なんだと思うよ。結構大変なんだってマサやん言ってた。武神も三征の“清らか大市(サン・メルカド)”ブランドなんだけど、技術甘いから駆動系はK.P.A.Italia式だし、見栄だけはあるから武蔵の東国巡回路のほとんどを警備する羽目になってるとか。三征西班牙大赤字なんだって。」
マルガ・ナルゼ「“清らか大市”なんて、未だにレコンキスタ気取りで攻撃的な田舎パーツが多いからそうなるのよ。K.P.A.Italiaも新しい大罪武装を三河に作らせにわざわざ教皇総長が来るって言うし、聖連を半脱退してるP.A.ODAと繋がりがある三河周辺ではピリピリしてるんでしょうね。」
マルゴット・ナイト「神格武装の一種。都市破壊級の個人武装で七大罪の原盤をモチーフにした八つの武装。使用者は“八大竜王”って暗に呼ばれてるね。十年前に三河がP.A.ODAと正式同盟したとき、聖連側に反抗の意志無しと示すためにもP.A.ODA以外の聖譜(テスタメント)所有国に配ったっていうけど」
マルガ・ナルゼ「……本当のところは、どうなのかしらね。大体、大罪武装の素材は噂通り、人間の・・・。」
機関部の泰造「こらぁ~~!。あまり騒いで艦を傷つけるなあ~~!。」
マルゴット・ナイト「……ガっちゃん、機関部の泰造ちゃんが無理言ってるよ。」
マルガ・ナルゼ「いきなり諦めてるところがステキよナイト。上の連中の威嚇も気にしないのね。」
マルゴット・ナイト「――だってこれ、授業だもん。」
マルガ・ナルゼ「授業授業――!」
オリオトライ:「術式主体の連中が追いついたわけ? それで皆の術式展開の時間稼ぎに、わざわざ出てきたわけだ」
マルガ・ナルゼ「そういうこと。授業中だから黒嬢(シュパルツフローレン)も白嬢(ヴァイスフローレン)も使わないでおいたげる」
マルゴット・ナイト「行くよ、ガッちゃん。」
マルガ・ナルゼ「はいはい、マルゴット。」
マルゴット・ナイト「Herrlich(ヘルリッヒ)!。」
マルゴット・ナイト「な、何か・・・い、嫌な感じがするね・・・ガッちゃん。」
マルガ・ナルゼ「エ、ええ・・・・ほ、本当に・・・・ヤバイ感じが・・・・。」
オリオトライ:「それじゃ時間稼ぎの前に全員リタイヤよ!」
ネシンバラ:「こ、殺す気か!?」
シロジロ:「ハハッ」
マルゴット:「ごめーん」
作品名:終わりなき境界線上のエデン EPISODEⅠ 作家名:kimutake