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終わりなき境界線上のエデン EPISODEⅠ

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第零話 天から舞い降りた宇宙人(がいじん)


浮遊都市・『海鳴市』
この浮遊都市は超大型航空都市「ミッドチルダ」の一部であり、世界各地を回りながら空の旅をしている。船の側面デッキでは、一人の男がいた。
彼の名は「宮本良介(みやもと・りょうすけ)」。ミッドチルダ中では知らぬ者がいないほどの有名な剣士であり、数々の伝説や事件を引き起こした人物である。彼は空を見ていた。その隣には、小さな妖精の姿をした空色の長髪を持つ少女と狐耳と尻尾を持つ女の子ががいた。
宮本良介「ふぁあああ・・・・いい天気だな。ミヤ、久遠。」
ミヤ「はいです。」
久遠「くぅん。」
空を見上げる良介。その時・・・。
宮本良介「・・・ん?」
ミヤ「どうしたんですか?、良介。」
久遠「くぅん?。」
宮本良介「ア、アレは?・・・。」
空を注意深く見る良助。そこへ目にしたのは・・・・空から落ちる少女だった。
宮本良介「・・・う、嘘だろ・・・・女の子が降ってきやがった!?。」
ミヤ「え、ええ~~~~~。」
久遠「く~ん!?。良介。」
空から落ちる少女を必死に受け止めようとする良介。慌てふためくミヤと久遠。
ミヤ「良介、しっかりキャッチするです。」
宮本良介「わ、わかってるって!?。おっとっとっとっとっ・・・・ふぅぅぅ・・・・・。」
ようやく彼女を受け止めた良介。ホッとする良介に久遠が抱きついてきた。
久遠「く~ん、良介」
宮本良介「おわっ!?。ま、まて、落ちる、落ちるから・・・おわわわ!!・・・。」
ミヤ「は、はわわわ・・・・良介。」
必死に良介を助けようとするミヤ。そこへ、そらから何かが降って来た・・・。
謎の男「わああああああああああああ・・・・・・・。」
宮本良介・ミヤ・久遠「えっ!?。」
バゴーーーンッ。ヒュウウウウウウウウウウウウウ・・・・・・・・。
宮本良介「のわああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・。」
ミヤ「はわああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・・・。」
久遠「くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん・・・・・・・・・。」
謎の男にぶつかり、上空まっしぐらに落ちていく良介達。絶体絶命の彼らは、偶然にも航空都市艦「武蔵」の真上に落下するのである。これが良介と武蔵の突然の出会いである。