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オリオトライ・真喜子「みんな、ちょっとルール変更するんだけど・・・・先生は今から、あのゲス野郎をぶっ潰すけど・・・さっき、先生に攻撃を当てることが出来たら出席点を五点プラスといったけど・・・先生より先にあいつを潰したら・・・出席点百点にプラスするはよ。」
全員「！！・・・ひゃ、百点！！。」
本多・正純「・・・・百点って・・・まさか・・・彼を殺す気！？。」
オリオトライ・真喜子「まあ・・・あのゲス野郎が生きていればの話だけどね・・・。」
全員「（うわぁぁぁ・・・・ひどいよ、この人・・・・。）
本多・正純「・・・先生・・・ひどい・・・。」
オリオトライ・真喜子「んじゃ、授業開始よ！」
ビュウウウン、タッ。
空高く跳躍するオリオトライ。さっそく、良介を抹殺すべく追いかける。
全員「って！、速っ！！。」
オリオトライ・真喜子「遅いわよ！」
梅組「くっ！・・・・追え！！」
本多・正純「ま、まってくれ！！、良介～～～！！。」
オリオトライを追いかける梅組、そして、良介を追う正純。途中、オリオトライは破壊された石碑を一瞬見ていた。
オリオトライ・真喜子「（・・・・・“後悔通り”って言われる右舷中央通りよね・・・・ホライゾンか・・・・きっとあの子達にとって、全ての始まりになる名だわね・・・・）」
彼女を追いかける梅組を後ろで見ながらふと思うオリオトライ。だが、すぐに険しい顔に戻り・・・。
オリオトライ・真喜子「（でもその前に・・・・あのゲス野郎の息の根を止めなきゃね・・・・。）」
自分の胸を触った良介を徹底的に叩き潰す姿勢を見せるオリオトライ。しかし、彼女は後に、彼の本当の力を見る事になろうとは・・・・まだ知らない・・・・。
本多・正純「はぁ・・はぁ・・はぁ・・な、何でこうなるわけ？。」
良介が起こした騒動に振り回される正純。彼女の苦労の日々の始まりであった・・・・。
一方、本多邸では・・・・。
久遠「！？。」
ミヤ「？、どうしたんですか、久遠ちゃん？。」
久遠「くーん！。」
ミヤ「はわわわ・・・ま、待ってください、久遠ちゃん。」
久遠を追いかけるミヤ。その場に残っていたのは・・・ベットで寝ている少女だけだった。
少女「・・・・・？。」
眠りから覚ました少女。後に彼女は物語の重要な鍵を握る人物となるが、それは別の話で明かされる。
一方、武蔵左舷三番艦「青梅」では・・・。
謎の青年「ふー・・・・ここはどこだ？・・いや、それよりも、シオンちゃんは？。」
先ほど、良介達とぶつかり、武蔵へやってくることになった張本人である彼はシオンと呼ぶ彼女を探しているようだが彼は一体何者なのか？。そして、その目的とは？・・・。
良介とオリオトライ。この騒動は梅組のみならず武蔵を巻き込んだ大騒動、後に「武蔵大火（むさしたいか）」と呼ばれる、歴史再現にない稀に見ない史上最悪の大事件の始まりであった・・・・。