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Muv-Luv MSigloo 1 日本帝国秘録

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軍事演習場 丘陵地区
今回の模擬戦が行われるこの地区は丘が幾つもあり、その稜線下に隠れることも可能な地区。
又、先日から続く雪のせいでやや地面がぬめり気を持っており、若干雪も積もっている。
正直言って、戦い辛い戦場だ。
こういう場合は敵が来るまで待つか、思いきって空中戦に持ち込むかの2つに1つだ。
そうこう戦術を考えているうちに
『模擬戦開始まで10秒前!』
時間が無くなってきた。
こうなったら状況に応じて戦うしかないだろう。
『模擬戦、開始!』
開始早々敵機は低空飛行で突っ込んでくる。
距離600、500、400・・・
250になったところで自機は飛翔する。
「甘い!」
敵の武御雷パイロット、華月中尉は待ってましたと言わんばかりに同じく飛翔する。
しかし、これも計算内。
飛翔をやめ、急降下する。
そして左腕のガトリングを乱射。
「くっ!?しくじったか!」
更にワイヤー型ヒートロッドで武御雷を捕縛する。
「・・・食らえっ!」
僕はヒートロッドの電圧を最大にして放電した。
「なっ・・・!?こんな兵器も!!?」
あっという間に武御雷は電気系統がショートを起こし、再起不能になる。
『武御雷、沈黙!勝者、MS-07B3!』
グフ・カスタムの圧勝に終わった。