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Muv-Luv MSigloo 1 日本帝国秘録

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1995.12.11
中佐に連れられて中佐の自宅に来たものの・・・
かなりデカイ。さすがは帝国軍高官・・・
「さぁ、入りたまえ」
「し、失礼します・・・」
少し怯えつつ、中佐宅に入ると、いきなり大きな声がした
「義父さま!お帰りなさいませ!」
「!?」
「はっはっは、ただいま、唯依」
唯依、彼女が件の篁唯依さん、か。歳は13~4ってところか?
「あの~・・・そちらのカッコいい方は?」
「か、カッコいい!?僕が!?」
「え、えーと、お気を悪くなさいましたか?」
「い、いや、いいんだけど・・・あ、僕の名はオリヴァー・マイ、巌谷中佐の元で働いているよ」
「!あのオリヴァー・マイ技術特佐どのですか!?お会いできて光栄です!」
「う、うん・・・」
彼女はとても元気なようで、僕の手をブンブン振っている。
「こら、唯依。マイ技術特佐が困っているぞ?」
「!す、すみません・・・」
ショボンとする彼女。うん。とても可愛らしい。
おっと、本題を聞かないと
「あ、そうだ。唯依ちゃん。突然だけど、君の望むMSはどんな機体だい?」
「あー・・・えーっと・・・わかんないです・・・」
「やっぱりか・・・」
そりゃあそうだろう。MSに乗ったことすらないであろう女学生にそんな質問をする人なんて早々いない。
「あ!でも再来年から私、衛士学校に入るんです!」
「ッ!?」
その台詞を聞いた瞬間、少年兵達のことをふと思い出した。
そう。今は平和でもこの国はいつ侵攻されてもおかしくないのだ。
「私、衛士になってマイ技術特佐のお手伝いがしたいんです!」
「え?僕の?」
「はい!私にとって、技術特佐は憧れの人ですから!」
僕に憧れを持ってくれる人もいるのか・・・
尚更頑張らないとな・・・・・

結局、今日は中佐と唯依ちゃん、僕の三人でMSについて談義した。
結構有意義な時間だったし、よかったんじゃないかな?