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新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第51話

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  第51話 「黒幕の犯行声明」


  勇者ロボット達が戦闘を繰り広げている頃、ダグオンチーム一向はシェルターまで唯達を護衛しながら走っていた。辺りは夜を迎え、星が姿を見せ始めていた。

  ターボ・シュンが走りながらファイヤー・コウとこの後の行動を語る。

  ターボ・シュン 「光!彼女達を無事にシェルターに送った後、俺達はデストリアンと戦いつつ、人命救助に動くぞ!!せっかくダグオンの力を手にしているんだ。今こそこの力を市民に活かさなきゃな!!」

  ファイヤー・コウ 「人命救助か・・・!!いい案だぜ!!!元々ダグテクターには、人知を超えた力が備わっているからな!!瓦礫をどかすなんてわけないぜ!!!」

  それを聞いていた唯がファイヤー・コウに心配そうに聞いてきた。唯自身も状況がわからない訳ではないが、彼氏である光が近くにいて欲しい想いが先走ってしまう。

  唯 「光君、やっぱり戦いに行っちゃうの?」

  ファイヤー・コウ 「え?!おう!!今の俺達にできる最善のことだからね!!」

  唯 「私は・・・やっぱり・・・できれば光君・・・私の近くにいてほしい・・・・。」

  ファイヤー・コウ 「唯ちゃん・・・気持ちはわかるけど、危険な目にあっているのは唯ちゃん達だけじゃないんだ。せめて俺達の力が及ぶ範囲の人たちは助けて行きたい!!わかってくれ・・・。」

  唯 「・・・・。」

  黙ってしまう唯を説得するようにターボ・シュンと梓が補足的に言った。

  ターボ・シュン 「このダグテクターの力はかなりのものだ。そいつを生かして人命救助に貢献できるっ!!今、この状況だからこそなんだ!!」

  梓 「俊さんの言うとおりです、唯先輩!!助けが欲しいのはみんな同じなんです!!わかってあげてください!!」

  唯 「あずにゃん・・・。」

  後輩の梓の方が一段と状況を受け止めていた。本音は梓も俊が心配であった。

  梓 (私だって・・・俊さんが心配なんだから・・・!)

  その時、避難する一行の面前にぬっと巨大な影が持ち上がった。C‐01だ。律が大声を上げる。

  律 「うぎゃ?!!なんだあれええええ?!!」

  憂 「きゃああああ?!!」

  和 「あれって・・・・桜高に出た怪物?!!」

  C‐02 「ミシャアアアアアアッッ!!!」

  唯 「ひゃああああ!!?」

  アーマー・レン 「下がってろっっ!!!」

  ウィング・リョウ 「はぁああああっ!!!」

  姫子 「涼っ!!!」

  C‐02は一つ眼をぎょろりと輝かせ、咆哮した。後方よりアーマー・レンとウィング・リョウが率先して攻撃に撃って出る。ウィング・リョウが彼女達の頭上を駆け抜け、アーマー・レンがかばうように前に出た。一気に攻撃を頭部に向かって掛ける。

  アーマー・レン 「ブレスト・レールキャノンッッ!!!」

    ヴィドォドォドォドォドォドゥルルルルルルルルルゥゥゥゥゥッッ!!!

    ドォドォドォドォドォドォドォドォドォガガガアアァアンッッ!!!

  ウィング・リョウ 「ブリザード・ハリケーンッッ!!!」

    キュイイイイイィィ・・・フィギュゴアアアアアアアアアアアアッッ!!!

  高速レールガンの直撃と超低音の冷波がC‐02の顔面を見舞う。質量に差はあれど、ある程度のダメージを与えるには十分であった。顔の一部を凍りつかせながら首を振ってもだえるC‐02。

  C‐02 「シャギュギイイイイッッ・・・・!!!」

  唯 「ふおおお!!効いてるみたい・・・!!!」

  ファイヤー・コウ 「うん!!どんな生物だって急所をやられたらどうしようもないからね!!あいつの場合、眼みたいだけど・・・・さぁ、俊っ!!いくぜっっ!!!今がチャンスだ!!!」

  ターボ・シュン 「ああっ!!!」

  ファイヤー・コウは、空中へと飛び立ち、ターボ・シュンはブレイク・ホイールを片手に構えた。シャッとターボ・シュンはスパイク・ニードルタイヤが付いたブレイク・ホイールを投げつける。

  ターボ・シュン 「ブレイク・ホイールッッ!!!」

    シュアアッッ・・・・ギュイイイイイイッッ!!!

  自動で高速回転し始めたブレイク・ホイールがC‐02の身体に激突し、皮膚を剥ぎ取る。

    ドォズガガガガガガガガドォオオオオオッッ・・・・!!!

  C‐02 「ミシャギャアアアアッッ??!」

  そしてファイヤー・コウが止めを掛けにいく。自らを炎の鳥に可変させて一気に加速する。

  ファイヤー・コウ 「ファイヤーバード・クラアアアアアッシュッッ!!!」

    ギュゴッッ・・・・ギュドォオオオオオオオオオオオッッ!!!

    ズギャズズズズドォオオオオオオオオッッ!!!

  C‐02の頭部を貫通するようにファイヤー・コウが駆け抜けた。突き抜けたファイヤー・コウの背後で頭部を爆発させて斃れるC‐02。
 
    ドォギャゴォォオオオオオオオオオッ!!!

  ターボ・シュンとアーマー・レンがさりげなく彼女達をかばうように立つ。見違えるような力を身につけた光達4人に唯達は呆然としながら改めて圧巻した。

  舞い戻ったファイヤー・コウが唯の目の前に着地した。

  ファイヤー・コウ 「おっしゃあっ!!4人力を合わせりゃなんとかなったぜっ!!!さ、シェルターへ急ごう!!」

  唯 「・・・・・・ふえ?!!あ、う、うん!!」

  再び一向はシェルターへ向けて歩を進めた。その中で律が連絡がつかない澪が心配になり、ついぽつりとしゃべり始めた。

  律 「澪・・・無事だよな??」

  和 「・・・澪は、澪は勇士朗君と一緒なのよね??」

  ターボ・シュン 「え?ああ、そのはずだ。けど、あいつのことだ。もしかしたら最寄のシェルターに避難させて闘っているかもしれない。」

  和 「そう・・・無事だといいんだけど・・・。」

  律 「私、さっき災害時の伝言板にメール送信しておいたんだ。けどまだ返事がこない・・・弟の聡からもな・・・。」

  和 「弟?!律って弟がいたんだ?」 

  律 「まあな。けど・・・・ある意味じゃ、一番危なっかしいんだ。」

  和 「どういうこと??」



  律達が心配する中、当事者の澪の身に危険が及ぼうとしていた。ハカイジュウ災害が巻き起こり、警察も対応に一杯の状態である故に、それに便乗し犯罪に及ぶ者も少なくなかった。

  澪の背後から男が襲い掛かる。彼女の胸を力強くまさぐりながら片手で口をふさぐ。

    がしっ・・・!!

  澪 「ひっ―――!!??」

  男 「きひひひひ・・・声出すとどうなるかわかってるな・・・??!おとなしく俺にその身を頂戴しろやっっ!!!」

  澪 「・・・・!!!」

  エリザベスとカバンがその場に落ちる。男はそのまま茂みの中に澪を誘(いざな)う。澪の身にハカイジュウ災害とは別の異質な恐怖が襲い掛かった。男は澪の両肩をがっちりとホールドして押し倒す。