いつもの日常
いえいえ…
アーサーとフランシスと軽い挨拶を交わし別れる。
「やっと静かになりました…」
「あへんの奴…いい加減にしろある!」
「そんなに怒ることもないでしょう?」
「菊はそういうところがまだまだ甘いある!!」
そうですかね…?
そんなことを考えながら席に着く。
「あーにきっ!!さっき俺のこと呼び止めませんでしたか?」
「ヨンス!?やっと来たあるか…さっきのは呼び止めてんじゃなくて叫んでたあるよ!!」
「なんでですか?今日はまだ起源主張してないですよ?!」
「そんなこと分かってるある。でも説教聞いてくよろし!!」
ごめんなんだぜー!!
その叫び声とともにまたヨンスは走って逃げた。
一難去ってまた一難。
これはそういうことなんでしょうね。
「…ヨンスってあんなに逃げ足速かったあるか?」
「知りませんが…おそらく速くなってしまったのは耀さんのせいですよね。」
「何言ってるあるか…」
耀さんも少し呆れ気味になっていた。
でもきっと、本当のことですよ?
さて、またいつものように過ごしましょうかね…