星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第0章
宇宙船AXIOM(アクシオム)号
宇宙空港にある巨大宇宙船AXIOM(アクシオム)号。今まさに出航寸前である。
クルー1「急げ。出航の時間になるぞ。」
クルー2「ハイ、わかりました。」
クルーたちは大急ぎで、AXIOM(アクシオム)に乗り込んだ。
副艦長「艦長、積み物を全部収容しました。」
司令官「よし、大急ぎで船を出せ!UEを振り切るのだ。」
艦長「し、しかし、まだ、搭乗してない乗組員が・・・。」
司令官「かまわん!!。何が何でもアレを司令部を届けることが最優先事項だ。今すぐ出せ。」
艦長「は、はっ!。」
ドドオオオオオオオオオオ・・・・ボオオオオオオオオオ・・・・。
アクーシャから脱出したAXIOM(アクシオム)。しかし・・・。
観測員A「前方に亜空間反応あり。こ、これは・・・超空間跳躍(ハイパージャンプ)です!!。」
艦長「な、何!!。」
司令官「よ、読んでいたのか!!。」
バシュアアアア、バシュアアアア、バシュアアアア・・・。
現れたのは全長1キロメートル以上に達する巨大母艦三隻。そこから大量のガフランが射出された。
司令官「か、艦長。超空間跳躍(ハイパージャンプ)の準備を!!」
艦長「し、しかし、座標が定まらない状況では・・・。」
司令官「かまわん。どこにワープしても奴らから逃げ切ればそれでいい。やれ!。」
艦長「は、はっ!。副艦長。超空間跳躍(ハイパージャンプ)の準備を。」
副艦長「はっ」
超空間跳躍(ハイパージャンプ)の準備を急ぐAXIOM(アクシオム)。その間、AXIOM(アクシオム)内に収容しているMT部隊全機投入して防衛に当たらせるが、圧倒的な数を誇るEUの前に、全滅は目に見えている。
観測員B「艦長。エネルギー充填率50%まで溜まりました。後30分で、ワープ可能です。」
司令官「いや、今すぐワープを開始だ。」
艦長「え!!。し、しかし、司令官。まだ完全にエネルギーが溜まっておりませんが・・・。」
司令官「フルパワーじゃなくてもかまわん。今すぐ、ワープせよ。早く。」
艦長「は・・はっ!!」
超空間跳躍(ハイパージャンプ)を開始するAXIOM(アクシオム)。しかし、ガフランや母艦から激しい攻撃をしてきた。次々と破壊されていくAXIOM(アクシオム)は最早風前の灯であった。
バシューッ、バシューッ、バシューッ、バシューッ、バシューッ、ドガガガガァァァァァァ・・・。
ガフランや母艦の猛攻で、アクシオムは大破寸前に追い込まれた。
司令官「・・・う、うう・・・UE・・・化け物共め・・・ううっ・・・。」
EUの攻撃で、メインブリッジが破壊され、操縦不能に陥るAXIOM(アクシオム)だが、超空間跳躍(ハイパージャンプ)のシステムは生きており、秒読みを開始する。
コンピュータ「超空間跳躍(ハイパージャンプ)まで後10秒。9、8、7、6、5、4、3、2、1、0。超空間跳躍(ハイパージャンプ)開始。」
シュバアアアアアアァァァァァ・・・・・・・。
超空間跳躍(ハイパージャンプ)したAXIOM(アクシオム)は、宇宙の彼方へ消えていった。
火の海と化したベースキャンプ。そこにいるのはEUのガフランだけであった。
作品名:星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第0章 作家名:kimutake