星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第1章
墜落するAXIOM(アクシオム)
セントラルタワー・スカイホール
華凶院アムリ「ここがセントラルタワー・・・スカイホール・・・。」
セントラルタワーに着いたアムリは向かおうとしたが・・・。
市民1「やばいぞ。DES(デス)軍が現れたらしいぞ。」
市民2「くそー・・・せっかく、ライブを見に来たの・・・。」
市民3「ここはやばくなるぞ。さっさと逃げようぜ。」
華凶院アムリ「DES(デス)軍って・・もしかして、あれ!?。」
DES(デス)軍
深銀河貿易機構(D.G.T.O)が組織した特殊部隊で、芸能活動する者を拘束するために強制鎮圧を行う強固な軍隊である。軍事政権が実権を握る背景として、「異星人及び生命体との遭遇戦闘に備えなければならない」という思想の元に組織された。また、同時に“芸能”や“歌”が「人のココロを乱すもの」として、「芸能禁止条例」や「芸能禁止法」が成立され、多くの芸能人を迫害されてきた。AKB0048のゲリラライブもDES軍の攻撃に合うことが多い。
華凶院アムリ「はぁぁぁ・・・最悪・・・ん?。」
セントラルタワー・スカイホールから歌声が聞こえた。それは、人気アイドル『泰平女君(たいへいじょくん)・徳川家康(とくがわいえやす)』のゲリラライブの始まりだった。
華凶院アムリ「・・・すごい・・・芸能禁止されているのに、恐れずに歌い続ける。」
徳川家康の直向な行動と強い信念を感じ取ったアムリは感服した。それは、じぶんしか出来ないことを探す彼女の心情であった。次第に家康の行動に感化され、自分の力で夢を掴み取る決意を固めるが、そこへ、巨大な火の玉を目撃する。
ゴゴゴゴゴゴゴオオオオオオオオオオオオ・・・・・・・・。
華凶院アムリ「な、なに!!。あれ?。」
星空が赤く燃えるように明るく、彼女の頭上に通過する火の玉。
市民1「な、何だ。何が起きたんだ。」
市民2「デッケー隕石が流れてきたぞ。」
市民3「おいおい、嘘だろ。世界の破滅か!?。」
巨大な火の玉に恐怖する人々。アムリは何故かあの火の玉に気になっていた。
華凶院アムリ「(・・・な、何だろう・・この胸騒ぎは・・・やな予感がする・・確かめよう。)
アムリは火の玉を追って、走り出した。しかし、さすがに火の玉は遠くへ行っているので、へばってしまった。
華凶院アムリ「はーはーはーはー・・・思ったより遠すぎる・・・ん!?。」
そこへ偶然、火の玉に気になって追ってきた日奈森亜夢と出会った。
日奈森亜夢「何してるの?。こんな所で。」
華凶院アムリ「あの火の玉を追って来たんだけど、遠すぎて・・・。」
日奈森亜夢「・・・あ、ああ・・わかった。あたしのトラパーで乗せてあげるから一緒に来ていいよ。」
華凶院アムリ「え!。あ、ありがとう、あむちゃん。」
日奈森亜夢「う、うう・・・その・・あむちゃんと呼ぶのはやめて・・。」
空中を飛翔する小型移動車「トラパー」に乗って、火の玉を向かう二人。その巨大な火の玉の正体は大気圏に突入したAXIOM(アクシオム)だった。もうすでに、船体の強度が、限界を超え、崩壊している。
ゴオオオオオオ・・・・バキバキッ・・メキメキッ・・パキパキッ・・・・。
作品名:星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第1章 作家名:kimutake