星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第1章
迫り来る危機
惑星ガラパゴス・宇宙ステーション「桃色珊瑚(ももいろさんご)」
アナウンサー「宇宙ステーション「桃色珊瑚」は、本日は終点です。忘れ物のないよう、気を付けて下さい。宇宙ステーション「桃色珊瑚」は、本日は終点です。忘れ物のないよう・・・。」
宇宙ステーション「桃色珊瑚」事務室
局員A「アー・・・終わった・・・早く帰って寝るとしよっか。」
局員B「おいおい、まだ残業残っているだぞ。」
局員A「へいへいへいっ・・・。」
局長「まだ残っていたのか?。」
局員B「あ、局長。残業がありますので、これを片付けたら、帰る所です。」
局長「そうか、一足先に帰らせてもらうぞ。終わったら帰れよ。」
局員B「わかりました。」
局員A「了解。ボス。」
出所する局長。そこへ・・・。
局員C「きょ、局長!。局長!!。大変です。管制室へ来てください。」
局長「ん?。どうした、騒々しいな。何かあったのか?。」
局員C「た、大変です!。「桃色珊瑚」に未確認飛行物体が接近しています!!。」
局長「な、何だと!!。」
未確認飛行物体の接近に宇宙ステーション「桃色珊瑚」のスタッフ達は混乱する。桃色珊瑚に接近する未確認飛行物体は、辺境の惑星アクーシャから脱出し、超空間跳躍(ハイパージャンプ)した巨大宇宙船AXIOM(アクシオム)号であった。しかし、EUの攻撃で各部に爆発が頻繁に起こり、今にも崩壊寸前であった。
コンピュータ「ガガーー・・ビビーー・・・オー・・・ト・・・コン・・・ト・・・ロ・・・・ル・・・ザザーー・・・ガガーー・・・フ・・不能・・・・制御・・・不能・・・ブツッ。」
コンピュータが壊れ、自動操縦を失い、制御不能のまま、進路はガラパゴスへと向かっていく。
宇宙ステーション「桃色珊瑚」管制室
局長「おい、状況はどうなっている。」
オペレーター1「はい、応答していますが、返答がありません。」
局長「あの船の機種はどうだ。」
オペレーター2「はい、識別データを検索中・・・識別データは・・・ッ!・・・AXIOM(アクシオム)!!。こ、これは、DEAVA(ディーヴァ)所属の宇宙船です。」
局長「な、何!?。何故IEO(イーオ)本部直属の特殊機関であるDEAVAの船がここに!?。」
オペレーター3「大変です。AXIOM(アクシオム)がコースを外れて、ガラパゴスの方へ向かっています。このままでは、大気圏に突入します。」
オペレーター4「AXIOM(アクシオム)接触まで、後10分。」
局長「全員、退避命令を出せ。今すぐに。それと“リージョンフリー”本部にこの事を報告しろ。いいな。」
オペレーター1「は、はい!!。」
オペレーター3「AXIOM(アクシオム)は、船体を斜めに傾きながら、大気圏へ向かいます。」
オペレーター4「AXIOM(アクシオム)接触まで、後5分。」
局長「全員、衝撃に備えろ!!。」
宇宙ステーション「桃色珊瑚」に衝突寸前に迫るAXIOM(アクシオム)。
ドガアアアアアア・・・ガリガリガリガリーーーー・・・・・・。
局長「・・・う、うう・・・じょ、状況は?。」
オペレーター4「「桃色珊瑚」、下部に損傷しましたが、軽傷です。」
オペレーター3「現在、AXIOM(アクシオム)は、大気圏へ突入します。」
局長「“リージョンフリー”本部にIEO(イーオ)から救援部隊を送れと伝えろ。」
オペレーターA「は、はいっ。」
ガラパゴスへ突入するAXIOM(アクシオム)。これがガラパゴスに悲劇を引き起こし、アムリたちにEUとの戦いへ身を投じることとなるのだった。
作品名:星歌舞闘戦姫AKBGFD EVOL 第1章 作家名:kimutake