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ストライクウィッチーズss集vol.2

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ペリーヌ「では、食堂へご案内いたしますわ」

ラウラ「シャルロット、知り合いか?」

シャル「うん、父さんがね。あの人はガリアの領主様なんだ」

ラウラ「なるほど。それで畏まっていたのか」

~一夏の部屋~
一夏「ふう…何とか無事に着けたな」座り

一夏「でもまさか、坂本さんと千冬姉が知り合いだったとは…。姉さん、向こうじゃ何も話してくれなかったもんな…」

コンコン

一夏「はーい、どうぞ」

ガチャ

エーリカ「ご飯だよ~♪」

一夏「わざわざすいません。ええっと…」

エーリカ「エーリカ・ハルトマン。エーリカでいいよ。君の名前は?」

一夏「一夏。織斑一夏です」

エーリカ「イチカかぁ。これからよろしくね~」

一夏「はい、よろしくお願いします」

エーリカ「敬語はいらないよ?」

一夏「そうか?じゃあ…エーリカ、改めてよろしく」

エーリカ「うん!じゃあ案内するねー」

~食堂~
鈴「わっ、凄いごちそう…!」

芳佳「あっ、リーネちゃん。連れてきてくれたんだ」

リーネ「うん」

芳佳「もうすぐですから、座っていてください」

一夏「美味そうだな。これ、全部一人で作ったのか?」

芳佳「いえ、リーネちゃんにも手伝ってもらいました」

一夏「へぇ…」

シャーリー「ミヤフジの作る料理はどれも絶品だぞ」

一夏「そうなのか、楽しみだな。ところで君は?」

シャーリー「私のことはシャーリーって呼んでくれればいいよ」

芳佳「あ…私は宮藤芳佳って言います」

一夏「織斑一夏だ。よろしくな」

芳佳「よろしくお願いします」

箒「宮藤って、あの宮藤か?」

芳佳「え?」

箒「ほら、扶桑にある有名な診療所だ」

芳佳「ああ、はい。そうです。私のお母さんとお婆ちゃんが経営してる診療所です」

箒「やっぱりそうか。申し遅れたな。篠ノ之箒だ、よろしく」

芳佳「よろしくお願いします。あとはペリーヌさん達と坂本さんとミーナさんが来るのを待つだけですね」

エイラ「噂をすれば来たみたいダゾ」

ペリーヌ、エーリカらが入室。

バルクホルン「っ、彼女は…」

エーリカ「トゥルーデ、知ってるの?」

バルクホルン「お前も噂くらいは聞いたことがあるだろう。カールスラントの特殊部隊、その中でも『カールスラントの冷氷』と呼ばれているラウラ・ボーデヴィッヒ少佐の事を」

エーリカ「?……あ、そう言われればカールスラントにいた時に聞いたかも」

バルクホルン「彼女はISを手にしてから軍に入り、僅か数年で少佐にまで上り詰めている。そして、あまりに人を寄せ付けようとしない威圧感を周囲に振り撒いていたことから、この呼び名がついたそうだ」

ラウラ「そこの二人、何をコソコソと話している?」

バルクホルン「声を潜めて会話していたことをお詫びいたします。自分はカールスラント空軍JG52第2飛行隊司令、ゲルトルート・バルクホルン大尉であります」

エーリカ「同じくカールスラント空軍JG52所属、エーリカ・ハルトマン中尉であります」

ラウラ「カールスラントIS配備特殊部隊シュヴァルツェ・ハーゼ所属、ラウラ・ボーデヴィッヒ少佐だ。バルクホルン、それにハルトマンか。…確か、ハルトマンは人類史上最多の撃墜数を持つと聞いているが…」

バルクホルン「はい、彼女の撃墜数は実に300機以上です」

ラウラ「まぁ、そんなに固くならないでほしい。聞けばこの部隊では階級を意識する必要はそれほど無いそうじゃないか。私の事はラウラと呼んでくれて結構だ」

バルクホルン「は、はっ!」

エーリカ「行っちゃったね」

バルクホルン「イメージしていた人物像と違うな」

エーリカ「そうだね。トゥルーデみたいに口うるさいかと思ってたよ」

バルクホルン「おい、ハルトマン。それはどういう意味だ?」

エーリカ「え?本当のことじゃん」

バルクホルン「そもそも口うるさくなるのはお前がだらしないからであって…」ガミガミ

エーリカ「うー…また始まっちゃった…」

芳佳「皆さん、ご飯の用意が出来ましたよー」

美緒「皆、集まっているな」

芳佳「あ、坂本さん。それにミーナさんも。もうご飯なので座っていてください」

美緒「ふむ、互いの自己紹介も終わっているようだな」

ミーナ「これなら改めての自己紹介の必要はなさそうね」

美緒「そうだな。…む?」

ミーナ「どうしたの?」

美緒「いや…」

鈴「ちょっと!一夏の隣は渡さないわよ!」

ラウラ「それはこちらの台詞だ」

シャル「一夏の隣は僕のものだよ」

セシリア「では、公平にジャンケンで決めましょう」

箒「わかった。誰が勝っても恨みっこなしだ。それでいいな?」

シャル「うん」

鈴「わかった」

ラウラ「いいだろう」

セシリア「いきますわよ!せーの…」

五人「ジャーンケーん…!」

シャーリー「熾烈な争いだなぁ」

ルッキーニ「イチカー、モテモテー!」

一夏「ははは…」(五人とも、何であんな必死なんだ?)

一夏「ところで、部隊ってこれで全員なのか?」

エイラ「そうダゾ。全部で11人ダ」

一夏「そうか。えっと…」

エイラ「エイラ・イルマタル・ユーティライネン。スオムス出身で、階級は中尉ダ。ヨロシクナ」

一夏「ああ、よろしく」

サーニャ「アレクサンドラ・V・リトヴャクです。長いので、サーニャって呼んでください」

一夏「織斑一夏だ。よろしくな」

芳佳「用意できましたよー」

一夏「待ってました!」

全員「いただきまーす!」

一夏「これ、スッゲー美味いな!」モグモグ

芳佳「ありがとうございます♪」

セシリア「ミヤフジさんは、料理は得意なんですの?」

芳佳「得意っていうか、皆さんに食べてもらえる程度には出来るつもりです」

箒「謙遜しなくていいと思う。十分に美味しいからな」

シャル「うん、ホントに美味しいよ」

芳佳「あ、ありがとうございます」

~~食事中~~

全員「ごちそうさまでした」

~脱衣場~
ルッキーニ「おっふろ、おっふろ~♪」

シャーリー「セシリア達も一緒に入らないか?」

セシリア「ええ、ご一緒しますわ」

箒「じゃあ私も…」

シャル「僕も行くよ」

ラウラ「私も行こう」

鈴「……」

シャル「鈴は行かないの?」

鈴「い、行くわ!」

~大浴場~
シャーリー「ふ~、やっぱ風呂はいいね~♪」

鈴(で…)

シャル(で…)

五人(デカイ…!)

シャーリー「ん、どうした?」

箒「いや…」

ラウラ「何でもない…」

シャーリー「そうか?」

ルッキーニ「ラーウラ!」モニュモニュ

ラウラ「ひゃっ!?」

ルッキーニ「うーん…」

ラウラ「い、いきなり何をするか!」

ルッキーニ「シャルはー?」モニュモニュ

シャル「あっ!?」

ルッキーニ「…イマイチ?」

ルッキーニ「箒!」モニュモニュ

箒「なっ…!」

ルッキーニ「うーん…これもイマイチ」

ルッキーニ「セシリア!」モニュモニュ

セシリア「きゃっ!?」

ルッキーニ「…惜しいなぁ」

シャーリー「ルッキーニ、気に入ったのはあったか?」

ルッキーニ「やっぱりシャーリーがいちばーん♪」パフパフ