機動戦士ガンダムRS 第2話 その名はガンダム
「親父たちも避難してるよな。
でも早く家に帰りたいよ」
カズイがふと両親の安否を心配した。
しかし本音は、早く普通の生活に戻りたかった。
そのとき巨大な爆発音がした。
3人は、その方向を見た。
するとシャフトで爆風が舞っていた。
その爆風からマン・マシーン、モビルスーツとモビルアーマーが1機ずつ侵入してきた。
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サオトメは、5機のガンダムを発見した。
「あれか」
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フラガ大尉は、サオトメが「G」を狙っているのに気づいた。
「1機たりともやらせるか」
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ガンダムサイガーが「G」に向かおうとしたがシグーハイマニューバとメビウス・ゼロが邪魔に入った。
「伏せろ」
正規の「G」のパイロットたちがトールたちを伏せさせた。
その風力は、立っていれば飛ばされていたかもしれないほどの暴風だった。
「速く装備をつけろ」
ミゲル中尉がキラに怒鳴った。
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サオトメは、シグーハイマニューバの試製27mm機甲突撃銃とメビウス・ゼロの対装甲リニアガンを回避しながらショットランサーで応戦した。
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その間にキラは、装備換装用のOSを再構築した。
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サオトメは、シグーハイマニューバの試製27mm機甲突撃銃がそろそろ弾切れになるのがわかった。
そこで一気に接近した。
シグーハイマニューバには、試製27mm機甲突撃銃をマウントする場所がないためシグーハイマニューバは試製27mm機甲突撃銃をガンダムサイガーに投げつけた。
サオトメは、それシールドではじいてさらにすばやく接近した。
そしてシグーハイマニューバが重斬刀を引き抜こうとしているときに隠し腕の左腕にカスタムタム・ビームサーベルを持たせて右腕を切った。
今度は、メビウス・ゼロに上空から接近してカスタム・ビームザンバーの副刀で対装甲リニアガンを切った。
これは、2機の撃墜より迎撃の阻止を最優先にした戦い方だった。
「今のうちに沈んでもらおう」
サオトメが駆るガンダムサイガーが1機の灰色のガンダムに近づいていた。
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クルーゼ中佐は、試製27mm機甲突撃銃でガンダムサイガーの「G」の破壊を阻止していたが弾切れ直前なのに気づいた。
予備マガジンを装てんする時間は、無いと感じクルーゼ中佐は試製27mm機甲突撃銃をガンダンムサイガーに投げつけた。
そして重斬刀を引き抜く時間を稼ごうとしたがガンダムサイガーは、すばやく接近し隠し腕で右腕を切られた。
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フラガ大尉は、上空からガンダムサイガーが接近してくるのに気づいた。
フラガ大尉は、対装甲リニアガンを上に向けてガンダムサイガーを攻撃しようとしたがビームサーベルで対装甲リニアガンを切られた。
「何?」
フラガ大尉は、サオトメの狙いが自分の撃墜ではなかったことに驚いていた。
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キラは、死ぬかもしれない恐怖に押しつぶされそうになりながらランチャーストライクパックを装備した。
そしてフェイズシフトアップしてストライクガンダムを立ち上がらせた。
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アークエンジェルは、隔壁に近づいていた。
「特装砲発射と同時に最大全速」
ラミアス艦長の命令の後アークエンジェルの両艦首から特装砲が発射した。
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いきなり地表で爆風がおきサオトメとキラは、その方向を見たすると白亜の強襲揚陸艦がそこから現れた。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第2話 その名はガンダム 作家名:久世秀一