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ある日の・・・・

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(ミ)「は~俺が女装~?」
(シェ)「そうよ。今度の文化祭でね。」
(ミ)「何言ってんだよ。女装ならこのクラスには姫がいるじゃないか。」
(ア)「なんでだよ!」
(シェ)「アルトじゃ、つまらないじゃない。」
(ミ)「お断りだね。俺がそんなことするわけないだろ。」
そこに、ランカとルカも話に入ってきた。
(ラ)「何の話ですか?」
(ル)「今度の文化祭ですか?」
シェリルは二人にも自分の提案を言った。
(ラ)「いいですね!それ。ミシェル君って意外に女装かわいいと思う!ううん絶対にかわいい!」
(ミ)「ちょっ!ランカちゃん!?」
(ル)「僕も賛成です!ミシェル先輩の女装見てみたいです!」
(ミ)「ル~カ~?」
次に提案したのは、アルトだった。
(ア)「じゃあ、賭けようぜ。もし、お前が勝ったら俺とルカで女装をする。その代り、お前が負けたらお前が女装だ。どうだ?」
(ミ)「・・・ゲームによるかな・・・」
(ア)「まあ、賭けなんだから・・・此処にトランプがある。ポーカー・・どうだ?」
(ミ)「・・・・」
ミシェルは、少し考えた。
なぜなら、ポーカーは、運だ。もし負けたらどうなるかを考えた。
(ア)「逃げるのか?ミシェル?」
(ミ)「なっ・・・そんなわけ!ないだろう!・・・・・・・・・あ」
ミシェルは、プライドに負けた。
そして、女装という言葉に気を取られていたミシェルは、簡単に負けてしまった。
(ミ)「くっ・・・」
(ア)「よし・・・!」
(シェ)「決まりね。服は、今日の放課後みんなで買いに行きましょう。」
そして、ミシェルにとって地獄の放課後がやってきた。
(ラ)「そういえば。文化祭の何の女装なんですか?」
(ア)「あ・・・・俺もそれ気になってた。」
シェリルは、うっすら笑い出した。
(ミ)「まさか・・・」
(シェ)「そう。今回うちの出し物は、メイド喫茶!うちのクラスの女子が足りないから。ホールの男子から一人くらいって話になったの!」
ミシェルは、一人別の道を帰ろうとしていたが・・・
(ア)「何処に行くんだ?ミシェル~」
(ル)「ゲームで負けたんですから~もう諦めたらどうですか?」
ミシェルは、肩を落とした。
そして、たどり着いた場所は、メイド服専門店だ。
ミニスカや、フリフリなメイド服がたくさん置いてあった。
(ミ)「うっ・・・」
ミシェルは、そっち系は、あまり見ないでもっとレベルが低そうな方に行った。
しかし・・・・
(シェ)「ミシェル!これ着て見なさい!」
(ミ)「は!」
それは、かなり恥ずかしい。なぜならかなりのミニスカだったのだ。
(ミ)「ムリムリムリ!」
(シェ)「つべこべ言わずに!ゲームで負けたんだから。早く着なさい。アルト!ルカ!」
二人は、何も言わずに更衣室にメイド服とミシェルを連れ込んだ。
(シェ)「ランカちゃん!こっちは、こっちで色々探すわよ!」
(ラ)「はい!シェリルさん!」
そして・・・
ミニスカのメイド服を着せられた格好で、その場に立たされた。それはその場に来ていた客にも注目されてしまった。
ミシェルは、恥ずかしく顔が真っ赤になっていた。
(シェ)「ふ~ん。さすが私が選んだだけあるはね。そのかわいさ嫉妬しちゃうわ~」
(ミ)「うれしくない!」
(ラ)「まあ、まあ、ミシェル君!次はこれね!」
(ミ)「ランカちゃん!?」
(ラ)「どうしたの?ミシェル君?早く~」
そのメイド服は、フリフリのミニスカ&肩へそだしだった。
(ミ)「うっ・・・」
(ラ)「やっぱりダメかな・・・?」
ミシェルには、ランカの後ろにオズマの姿が見えた。
(ミ)「・・・ラ・・・ンカちゃんのためなら・・・・喜んで着るよ・・」
ミシェルは、泣きながら更衣室に入って行った。
そして・・・
(ラ)「キャ―――!かわいいよ!ミシェル君!」
(ミ)「う・・・うん。ありがとう。ランカちゃん・・・」
ミシェルは、ランカには、逆らえなかった。
とりあえず二つ購入した。
(ミ)「ちょっ!もっと普通のは、なかったのか!?」
(ア)「そうだな・・・・・これなんかどうだ?」
アルトが渡したのは、普通のメイド服だった。
(ミ)「アルト~」
ミシェルは、アルトが渡した。メイド服に感動したが・・・
(ア)「ここを引っ張るだけで、ミニスカになったりするのって男のロマンだよな~」
ミシェルはずっこけた。
(ミ)「この!変態!」
しかし、ミシェルの一言でそれも購入することにした。
(ラ)「ルカ君はどうする?」
(ル)「僕ですか?僕は注文済みです。」
(ミ)「は?」
(ル)「こんなのです。」
それは、しょた系な感じでピンクのメイド服だった。
(ル)「これ、自分の好みでミニにもできるんですよ。」
ミシェルは、自分より変態が周りにいたことに今頃気づいた。
遅かった。
文化祭は、あと二日だ。
その帰り道。ランカとシェリルは仕事だと先に帰り。男三人で帰っていた。
(ミ)「何で野郎三人で帰らなきゃいけないんだよ。」
(ル)「しょうがないじゃないですか。二人は仕事ですし。」
(ア)「野郎三人がいやなら、今日買ったメイド服でも来て。女子になればいいだろう~」
(ミ)「一緒だろうが!」
(ル)「いえ!一緒じゃありません!文化祭の練習にもなりますよ!」
そういって二人は、ミシェルをトイレに連れ込んだ。
二人相手にミシェルは、抵抗できなかった。
(ミ)「くっ・・・・なんで・・・」
(ア)「いや~これで、野郎三人じゃなくなったな~」
(ル)「そうですね~」
後ろで歩いてたミシェルに、男が話しかけてきた。
(モブ1)「君~どこのメイドさん?」
(ミ)「えっ・・・ちょっ・・・」
(モブ2)「俺たちとどっか行かない?」
ミシェルは、ナンパされていた。
(ミ)「ちょっ・・放してっ!」
アルトとルカは、急いでミシェルを助けた。
(ア)「お前ら!俺たちのメイドに手を出しているんじゃねぇ!ぶっ殺すぞ!」
(ル)「この人に、近づくな!このくそ野郎ども!」
男たちは、逃げ出した。
(ミ)「お前ら・・・」
ミシェルは、少し涙目だった。
(ア)「ミシェルの女装は、成功だな。」
(ル)「大丈夫ですか?ミシェル先輩・・・」
(ミ)「大丈夫・・・ありがとう。二人とも・・・」
ミシェルは、笑って返した。
(ア)「あっ・・・ああ。」
(ル)「先輩・・・・本当にかわいいですね。」
(ミ)「可愛いと言うな!ルカ!」
三人は、そのまま笑って帰った。
その次の日。そのことをアルトとルカは、ミシェルとランカに話していた。
(シェ)「ナンパ!そこまで!大丈夫?ミシェル!」
(ラ)「大丈夫?ミシェル君!よく消毒した?」
意外に心配しているシェリルと、意外に毒舌なランカにミシェルは、大丈夫と笑いを返すしかなかった。
ミシェルは、いつもだけどランカが怖いと思った日だった。
アルトとルカも怖がっていた。
ランカの後ろには、黒いオーラ―も漂っていたからだ。
(ラ)「許せない!その人たち!ホント許せないよね~」
アルトとルカは、ランカの前では、ミシェルに近づけないと思った。
殺される・・・・
(ミ)「とりあえず・・・ランカちゃん!シェリルも!俺は無事だから!」
ミシェルは、怖くなり二人の怒りを止めようとした。
作品名:ある日の・・・・ 作家名:mai