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ピカリーノ0000
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宇宙刑事ギャバンStrikerS

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第3話中篇 ベム怪獣、クラナガンに現る!Bパート



[テレレレレーン、テレレテテン!(アイキャッチ:スターズ分隊)]

現場の繁華街の路地裏に到着した烈達は、現場の管理局員から、大幅の説明を受けていた。

「害者の年齢は40~45歳位の中年男性、職務先はこの近くのIT会社で、死因は頭部複座骨折です」

遺体に黙祷を捧げると、烈達は足跡のある場所に向かった。

「ここからレリックの反応があったんですね」

「はい」

「?この足跡、どっかで見たような・・・」

足跡を見た烈は、腕を組んで首を傾げた。その様子を見たなのはは、烈に問いかけた。

「一条寺さん。何か心当たりがあるんですか?」

「嫌、前にこの足跡を地球で見た気がするんだが・・・デジャブかな?」

「はぁ?」

そんな烈に首を傾げるなのはだった。烈は、地面から眼を背け、辺りを見渡した、その時!

「!?」

そこで烈は、フードを被った謎の人影を見た。しかも、見覚えのある影だったのである。その影は、直様走り去ってしまった。

「ちょっとすまん!急用が出来た!」

「えっ!?ちょ!?」

烈は愛用のジムニーに乗り、その場を離れると、その人影を追跡した。





クラナガン郊外 採掘場

烈は、怪しい人影を追い、クラナガン郊外の採掘場に来ていた。烈はジムニーから降り、周辺の探索を開始した。

「(あの人影は、間違いなくマクーのダブルマンだった。だが、何故ここに奴らがいるんだ?)」

烈は、フードからかすかに相手の顔を見ていた。そこから見えた顔は、かつて、宇宙犯罪組織マクーの幹部の大半を占める、獣星人ダブルマンだったのだ。だが、ダブルマンの殆どは、魔空城の崩壊と共に死滅していた。何故、ダブルマンがこの世界にいるのか?烈は疑問に思った。

「(もしや、あの通り魔事件は、奴らの仕業なのか!?それが本当なら、六課の皆が危ない!)」

烈は、直様ジムニーに向かおうとした、その時!

「お!うわっ!」

突如、烈の周りが爆発した。その衝撃に烈は吹っ飛んでしまった。

『んははははははは!まんまと罠にかかったな!ギャバン!』

笑い声が聞こえると、高台にダブルマンがロボット兵を連れて現れた!そしてそこには、ベム怪獣シャコモンスターがいた!

「やはり貴様だったか!ダブルマン!」

烈はダブルマンに問いただすと、ダブルマンは笑うかのように答えた。

「いかにも!」

「ベム怪獣の足跡からレリックの反応がしたのは何故だ!」

さらに烈は、ベム怪獣の足跡からレリックの反応がした事についても問いただした。

「それを貴様が知る必要は無い!かかれ!」

ダブルマンの号令と同時に、ロボット兵が烈に襲い掛かった!

「っ!チュウ!」

烈はジャンプして避けると、飛び蹴りをロボット兵に食らわせた!

「チュウ!ハァッ!」

迫りくるロボット兵と壮絶な格闘戦を繰り広げる烈。

「しゅしゅしゅしゅしゅしゅ」

そこへシャコモンスターが迫る!

「ヌゥッ!チュウ!」

烈はそれをジャンプで避けた。だが、その横には、片手にガバメントを構えたダブルマンが待ち受けていた!

「んはははははははは!死ねギャバン!」

ダブルマンが引き金を引き、ガバメントの45ACP弾が烈に向けて放たれた!

だが、烈にその弾が当たる事は無かった!

「ナニィ!」

そこには、45ACP弾をキャッチしたギャバンがいた!

宇宙刑事ギャバンが、コンバットスーツを蒸着するタイムは、僅か!0.05秒に過ぎない!では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!

ダブルマンが烈に向けて45ACP弾を放つ。

「蒸着!」

だが、そのコンマ数秒早く、ギャバンが蒸着ポーズを取り、それが亜空間内で待機しているドルギランに伝わる。

〔了解!コンバットスーツ、電送シマス!〕

そして、ドルギランから粒子状に分解されたコンバットスーツが電送され、粒子状になったコンバットスーツが、ギャバンに吹き付けられる様にスーツを構成し、ギャバンに蒸着されるのだ!

そして、弾が到達する遥か前にキャッチしたのである!

「ええい!おのれギャバン!シャコモンスター!やれぇ!」

ダブルマンはシャコモンスターに攻撃の号令をすると、その場で消えてしまった。

「行くぞぉ!チュウ!」

ギャバンはジャンプすると、両の拳を突き上げ、足裏のロケットブースターを起動させると、勢いおくシャコモンスターに向かっていった!

「ディメンションボンバー!」

ディメンションボンバーを食らったシャコモンスターだが、それに全くひるまず、ギャバンに背中を向けると、光波熱線を浴びせてきた!

「ぬう!おわ!」

それをギャバンは、何とかローリングで避けた。

ベム怪獣は、レリックを埋め込むことにより、通常の3倍の力を発揮するのだ!

ギャバンの周りが爆発を引き起こし、煙が視界を塞ぐ。煙が晴れると、そこにはシャコモンスターの姿が無かった。

「は!消えた!レーザースコープ!」

ギャバンは、シャコモンスターを見つける為に、レーザースコープを起動した。レーザースコープは、肉眼では見えないものが見えるのである!しかし!そこにはシャコモンスターはいなかった!

「まさかなのは達の所に!サイバリア~ン!」

烈は、なのは達の下に向かう為、超次元高速マシン、サイバリアンを呼んだ!

「チュウ!」

ギャバンはサイバリアンに跨り、なのは達の基に向かった!

[パララララン!パララララン!パララララン!(アイキャッチ:ドルギラン&ギャバン)]