神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~41-48話
翌日、日曜日からはちょっと寂しくなった高町家、
しかし、夕食の時は八神家がやってくる。
もう何の介助の必要もなくなったのだが、意外にも士郎は寂しがり屋だった。
はやて達を引き留め夕食ぐらい一緒に食べてくれと頼んだのだ。
結局、八神家との共同生活はその後も暫く続く事になる。
そして、なのは達のトレーニングにシグナムやヴィータも付き合うようになった。
「これは……キツイ!」
やってみると話に聞いていた以上にキツイ、腹筋、背筋はやってみると恐ろしいほどにきつかった。
「なるほど、これが高町家の強さの秘密か?」
シグナムも納得のトレーニングだった。
こうして4月が終わる頃なのはもはやても杖を必要としないまでに回復していた。
今はまだ、完治宣言の診断がされていない為に、
転ばぬ先の杖と言う感じで杖を持っているだけになっていた。
ジョギングの距離も3キロ程まで伸びていた。
最近はジョギングの途中に100mダッシュを何度も繰り返すなのは、まだタイムが伸びないようで全力疾走とまで行っていないようだ。
でも、とうとうここまで来た。
来月中には、100m全力疾走も可能になりそうだ。
いよいよGWそれが明ければ恐らくリミッターを解除して貰えそうだ。
少しずつ体力に自信を持ち始めるなのはだった。
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~41-48話 作家名:酔仙