神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~81-90話
第90話 裏社会科見学
「そう言えばお兄ちゃん、昨日あれからどうだったの?」
「大丈夫だ翠屋や家の付近に彷徨いてた奴らは既に捕まえてある。
まあ、暫く閉じこめた後それなりの方法で始末するさ。
それに危ないオモチャも持ってたしな」
危ないオモチャそれは時限爆弾だった。
勿論忍さんが全て解体してしまったが……
今ここにいるのは士郎、なのは、フェイト、はやて(リィン融合済み)、
シグナム、ザフィーラ、ヴィータ、恭也、ファリン、ノエルの10名だ。
因みに、美由希は海鳴の警護である。
「じゃあそろそろ行くぞ」
降ろされた香港の町は海鳴よりずっと暖かかった。
香港地上部隊は、夏織、美沙斗、渡辺さん、
他数名の不破一族と言う布陣だった。
ここに士郎、恭也、ファリン、ノエルが加わる。
「まあ、これだけ居れば万に一つも負ける事はないか?」
士郎がそう言う。
「じゃあ作戦を説明するわね、あの町外れに見えるビルが奴らの本拠、
それからあの小さな岬の方に見える中国風の宮殿がボスの屋敷よ、
今から我々は二手に分かれてそれぞれの拠点を殲滅します」
「殲滅って事は、全員斬り殺すの?」
「まあ、そうなるな、幹部やボスは逮捕するがな」
「なんか効率悪いね私だったらビルごと破壊して後から掘り出すけど?」
「ねえ士郎?なのはちゃんってこんな過激な子だったの?」(夏織
「ま、まあな、しかもそれを実際にやるから恐い」
「じゃあなのは、ビルの方は任せたぞ、はやてちゃん達はこの場所から見学、
俺たちは全員で屋敷の方を殲滅する、自分の仕事が片付いた者からこの場に集合だ、じゃあ散開!」
「了解!」
なのはが嬉しそうだ、久しぶりの任務、しかも特大のバスターをぶっ放せる。
もう嬉しくって仕方のないなのはだった。
「ねえ、士郎、なのはちゃん一人に任せて大丈夫なの?」(夏織
「大丈夫だ、後数分もあれば片が付く」
作品名:神手物語(ゴッドハンドストーリー)~名医の条件~81-90話 作家名:酔仙