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ピカリーノ0000
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魔法少女リリカルなのはA’s〜孤高の改造人間と夜天の主〜

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「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

突然、奥から女性の悲鳴が聞こえてきた。その悲鳴を聞いた二人は、急いで奥へと向かった。





その頃、先ほどの二人は、植物園の奥まで行き、そこで帰ろうとした瞬間、サラセニアの蔓が男性に絡み付き、蟻地獄のように地面に吸い込んでいたのだ。

「ジョーッ!」

女性は、男性に手を差し伸べるが、悲しきか、その手は届かなかった。

「フランソワーズ・・・!逃げろ・・・!」

男性はそう言うと、地面に吸い込まれてしまった。

「ジョォォォォォォォォォォォォォォォォォォッ!」

女性は、目から涙を流しながら叫んだ。まるで、愛する者を失ったかのように・・・

そこへ、叫び声を聞き駆けつけた本郷とシグナムが現れた。

本郷は涙を流す女性に語りかけた。

「どうしたんです?ここで何かあったんですか?」

女性は、叫び声をあげるかのような声で喋りながら本郷とシグナムの方を向いた。

「ジョーが!ジョーが!」

女性はひどくパニックを起こしており、まずは女性を落ち着かせなければ事情が聞けないと感じたシグナムは、女性に話しかけた。

「まずは落ち着いてください。何があったか、ゆっくり話してください」

女性はその言葉を聞くと、一度深呼吸をして、事情を話そうとした、その時!

「!!危ない!」

突然、近くの茂みからナイフが飛んでくるのに気付いた本郷は、三人を床に伏せさせて、ナイフが飛んできた方向に目をやった。そこには、ショッカーの戦闘員数名がいた。戦闘員は見られているのに気付くと、その場から立ち去った。

「くそっ!シグナム!この人を頼む!」

「分かった!」

本郷はそう言うと、その場を走り去った。





海鳴市郊外

本郷は戦闘員が乗車している車をサイクロンで追跡していた。

「(奴らの中から一人捕まえればアジトが分かるかもしれない!ショッカー!これ以上誘拐させはしないぞ!)」

その時、車の排気口から眼くらましのジャーマンガスが散布された!

「二度も同じ手に引っ掛かるか!」

そう言うと本郷は左グリップのスイッチを押し、ブレザーで隠していたベルト、タイフーンを露出した!

改造人間本郷猛は、ベルトの風車に風圧を受けると、仮面ライダーに変身するのだ!

ライダーはサイクロンのスピードを上げると、勢いよくジャンプし、車の走行を邪魔する。

逃げ道を塞がれた戦闘員は車から出て、ライダーに襲い掛かる。

「トォッ!トォッ!」

ライダーは襲い掛かる戦闘員を軽く受け流していく。

「イィーッ!イィーッ!」

「!!トォッ!」

痺れを切らした戦闘員は、ナイフを持ってライダーに突進するが、ライダーはそれを避けると、逆に戦闘員の首を絞めて気絶させた。

「イィーッ!」

「トォッ!」

状況が不利と見た戦闘員は手に持ったナイフを気絶した戦闘員に投げるが、ライダーの手刀に阻まれてしまった。

「退けぇーっ!退けぇーっ!」

完全に勝てないと悟った戦闘員は、その場から立ち去った。


〔テレレレーン、テレレテテン!(アイキャッチ:ヴィータ)〕