魔法少女リリカルなのはA’s〜孤高の改造人間と夜天の主〜
「大丈夫です。気絶しているだけです」
シャマルの言葉を聞き、安心した本郷は、サイクロンに向かい、それにまたがろうとしたが
「本郷・・・お前は・・・」
シグナムが本郷に近づき、問いかけようとするが、本郷が手で止め、重々しく口を開いた。
「・・・先に帰っていてくれ。家で話す」
「・・・判った」
シグナムはうなずくと、ヴォルケンリッター全員の足元に魔方陣が現れ、その場から消えた。
本郷はそれを確認すると、サイクロンのアクセルを吹かし、その場を後にした。
戦いは終わった。しかし、これが、後に全次元世界の運命を駆けた。四つ巴の戦いの序曲に過ぎないのである。だが、本郷猛はまだ、その未来を知らない!
次回予告
本郷「全ての出来事には、いつも始まりがある」
本郷「そして、戦いの始まりは、一人の男が改造されたことに始まった」
本郷「次回、魔法少女リリカルなのはA's~孤高の改造人間と夜天の主~『本郷の過去』リリカルマジカル!」