機動戦士ガンダムRS 第5話 援軍の到着
ドゴス・ギアから2個大隊72機のマン・マシーンが発進した。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「後方より接近する熱源、72。
距離67。
マン・マシーンです」
ダリダ伍長の報告にブリッジの皆が絶望した。
「来たわね」
ラミアス艦長は、どこか覚悟ができていたのか驚きの表情は無かった。
「対艦、対マン・マシーン戦闘用意。
ミサイル発射管。
13番から24番、コリントス装填。
ゴットフリート、バリアント両舷起動。
目標データ入力、急げ」
バジルール副艦長が矢次に命令した。
「機種特定。
ガンダムサイガー1機にユーピテルが83機です」
ダリダ伍長の報告にブリッジの皆が驚いた。
「死神は、決戦を挑んできたの?」
ラミアス艦長は、死神がここで決着をつけに来たと感じた。
※
サオトメは、ガンダムサイガーの索敵レーダーで前方にガンダムが3機いるのに気づいた。
(あの白いガンダムのバックパックが違う。
高機動白兵戦型か。
それと白兵戦型ガンダムに赤いガンダムか)
サオトメは、冷静に敵ガンダムを分析した。
※
それは、アークエンジェルの後方にいたキラにも確認できた。
「多すぎるよ」
キラは、レーダーに映る敵機の数に愕然とした。
「これじゃ護りきれないよ」
キラは、急に不安になった。
※
そのころ前方にいたディアッカ中尉とニコル中尉は、ユーピテル1個中隊を確認できていた。
「既に後方では、アスランたちが戦闘を開始しているころだと思います」
「あんなやつに遅れなんか取るかよ」
ニコル中尉の報告にディアッカ中尉は、明らかな対抗心を燃やしていた。
ユーピテルは、一斉にバズーカを撃ってきた。
彼らの狙いは、ディアッカ中尉とニコル中尉への牽制とともにその背後にあるアークエンジェルだった。
ディアッカ中尉もニコル中尉もそんなことは、見抜いておりディアッカ中尉はバスターガンダムの220mm径6連装ミサイルポッドと350mmガンランチャーで迎撃した。
ニコル中尉は、50mmレーザーライフルで迎撃した。
しかしそれでも全てのミサイルを迎撃するのは、不可能だった。
いくつかの弾頭とユーピテルが直掩部隊を突破した。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「弾頭接近。
その後方よりバスターとブリッツを突破した敵マン・マシーンが来ます」
ダリダ伍長が戦況を報告した。
「迎撃開始」
「レーダー照準、良いか?」
「はい」
ラミアス艦長の命令にバジルール副艦長が迎撃準備状態を聞いた。
「ミサイル発射管、13番から18番撃て」
バジルール副艦長の命令でミサイル発射管からミサイルが発射された。
「イーゲルシュテルン、起動。
7番から12番、スレッジハマー装填。
19番から24番、コリントス撃て」
バジルール副艦長が次々命令を出した。
艦尾大型ミサイル発射管からは、次々迎撃ミサイルが発射された。
※
アスラン中尉は、ビームライフルを右腰のバインダーにマウントするとビームサーベルを展開してガンダムサイガーに切りかかった。
ガンダムサイガーもビームサーベルを展開して切りかかった。
2機のビームサーベルがぶつかり合い激しいスパークを発生した。
しかしビームサーベルの出力が下回っているためパワー負けしてしまって弾き飛ばされた。
※
その光景は、キラも見ていた。
「アスラン」
キラは、ストライクガンダムにビームサーベルを持たせるとガンダムサイガーに切りかかった。
しかしガンダムサイガーは、回避するどころかそのまま向かってきて頭部を蹴った。
そしてビームライフルを撃ってきた。
キラは、シールドで防ぎながら後退した。
しかし実際は、ただ威嚇攻撃だったが素人のキラにはそれがわからなかった。
初めて撃たれるビームにキラは、恐怖で押しつぶされそうだった。
※
1機のユーピテルがバルカン・ポッド・システムでミサイルを迎撃した。
「俺の小隊は、船を沈める。
お前らの小隊は、モビルスーツをやれ」
ロンバルディアの第2中隊のマックス中尉は、部下に命令した。
「わかりました」
「了解。
モビルスーツか。
できればもう少しでかい獲物がよかったな」
ジミー少尉は、不満なく答えたがクラウン少尉は少々不満があった。
マックス小隊は、そのまま2機のガンダムを突破してアーガマもどきに左舷から向かった。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「バリアント、撃て」
バジルール副艦長の命令で左舷バリアントが発射された。
その弾幕になかなかマックス小隊は、取り付けなかった。
※
サオトメは、白いガンダムにカスタム・ビームザンバーの副刀で切りかかった。
しかし白いガンダムは、距離をとるだけで反撃らしい反撃をしてこなかった。
「やはり素人か」
サオトメは、標的を赤いガンダムに切り替えてカスタム・ビームザンバーの副刀で切りかかった。
赤いガンダムもビームサーベルを展開して鍔迫り合いをしたがビームの出力が桁違いに低かった。
「所詮モビルスーツ。
これくらいか」
その後も何度か鍔迫り合いをした。
すると赤いガンダムが頭部バルカン砲を撃ってきた。
ガンダムサイガーの装甲に使われているガンダリウムγは、頭部バルカン砲では理論上傷などつかない強度を誇る。
そのためサオトメは、その攻撃を無視して再びカスタム・ビームザンバーの副刀で切り両機は、再び鍔迫り合いをした。
※
イザーク中尉は、自分が蚊帳の外にされていることにいらだっていた。
「俺を無視するな」
イザーク中尉は、ガンダムサイガーに175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルを連射した。
しかしガンダムサイガーは、攻撃を意図も簡単にかわし続けた。
※
マックス小隊は、リニアキャノンを回避しつつアーガマもどきの正面から取り付こうとした。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「回避行動を取りつつ加速最大」
ラミアス艦長が艦の航行命令を出した。
「アンチビーム爆雷、発射」
バジルール副艦長の命令で両舷にある多目的射出機からアンチビーム爆雷が発射された。
「イーゲルシュテルン、敵を艦に近づけさせるな。
ヘルダートは、自動発射にセットしろ」
バジルール副艦長が次々と命令を出した。
※
1機のユーピテルがブリッツガンダムにバルカン・ポッド・システムを撃ち牽制しながらハンド・グレネードを投げつけた。
これは、感知式タイプでブリッツガンダムに命中して爆発した。
しかしフェイズシフト装甲には、効果が無かった。
※
バスターガンダムは、94mm高エネルギー収束火線ライフルをユーピテルに向けて連射した。
うち1発がユーピテルのシールドに命中しユーピテルは、シールドごと左腕を失った。
※
1機のユーピテルは、対空機銃をシールドで防ぎながら迎撃ミサイルをバルカン・ポッド・システムで迎撃した。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「後方より接近する熱源、72。
距離67。
マン・マシーンです」
ダリダ伍長の報告にブリッジの皆が絶望した。
「来たわね」
ラミアス艦長は、どこか覚悟ができていたのか驚きの表情は無かった。
「対艦、対マン・マシーン戦闘用意。
ミサイル発射管。
13番から24番、コリントス装填。
ゴットフリート、バリアント両舷起動。
目標データ入力、急げ」
バジルール副艦長が矢次に命令した。
「機種特定。
ガンダムサイガー1機にユーピテルが83機です」
ダリダ伍長の報告にブリッジの皆が驚いた。
「死神は、決戦を挑んできたの?」
ラミアス艦長は、死神がここで決着をつけに来たと感じた。
※
サオトメは、ガンダムサイガーの索敵レーダーで前方にガンダムが3機いるのに気づいた。
(あの白いガンダムのバックパックが違う。
高機動白兵戦型か。
それと白兵戦型ガンダムに赤いガンダムか)
サオトメは、冷静に敵ガンダムを分析した。
※
それは、アークエンジェルの後方にいたキラにも確認できた。
「多すぎるよ」
キラは、レーダーに映る敵機の数に愕然とした。
「これじゃ護りきれないよ」
キラは、急に不安になった。
※
そのころ前方にいたディアッカ中尉とニコル中尉は、ユーピテル1個中隊を確認できていた。
「既に後方では、アスランたちが戦闘を開始しているころだと思います」
「あんなやつに遅れなんか取るかよ」
ニコル中尉の報告にディアッカ中尉は、明らかな対抗心を燃やしていた。
ユーピテルは、一斉にバズーカを撃ってきた。
彼らの狙いは、ディアッカ中尉とニコル中尉への牽制とともにその背後にあるアークエンジェルだった。
ディアッカ中尉もニコル中尉もそんなことは、見抜いておりディアッカ中尉はバスターガンダムの220mm径6連装ミサイルポッドと350mmガンランチャーで迎撃した。
ニコル中尉は、50mmレーザーライフルで迎撃した。
しかしそれでも全てのミサイルを迎撃するのは、不可能だった。
いくつかの弾頭とユーピテルが直掩部隊を突破した。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「弾頭接近。
その後方よりバスターとブリッツを突破した敵マン・マシーンが来ます」
ダリダ伍長が戦況を報告した。
「迎撃開始」
「レーダー照準、良いか?」
「はい」
ラミアス艦長の命令にバジルール副艦長が迎撃準備状態を聞いた。
「ミサイル発射管、13番から18番撃て」
バジルール副艦長の命令でミサイル発射管からミサイルが発射された。
「イーゲルシュテルン、起動。
7番から12番、スレッジハマー装填。
19番から24番、コリントス撃て」
バジルール副艦長が次々命令を出した。
艦尾大型ミサイル発射管からは、次々迎撃ミサイルが発射された。
※
アスラン中尉は、ビームライフルを右腰のバインダーにマウントするとビームサーベルを展開してガンダムサイガーに切りかかった。
ガンダムサイガーもビームサーベルを展開して切りかかった。
2機のビームサーベルがぶつかり合い激しいスパークを発生した。
しかしビームサーベルの出力が下回っているためパワー負けしてしまって弾き飛ばされた。
※
その光景は、キラも見ていた。
「アスラン」
キラは、ストライクガンダムにビームサーベルを持たせるとガンダムサイガーに切りかかった。
しかしガンダムサイガーは、回避するどころかそのまま向かってきて頭部を蹴った。
そしてビームライフルを撃ってきた。
キラは、シールドで防ぎながら後退した。
しかし実際は、ただ威嚇攻撃だったが素人のキラにはそれがわからなかった。
初めて撃たれるビームにキラは、恐怖で押しつぶされそうだった。
※
1機のユーピテルがバルカン・ポッド・システムでミサイルを迎撃した。
「俺の小隊は、船を沈める。
お前らの小隊は、モビルスーツをやれ」
ロンバルディアの第2中隊のマックス中尉は、部下に命令した。
「わかりました」
「了解。
モビルスーツか。
できればもう少しでかい獲物がよかったな」
ジミー少尉は、不満なく答えたがクラウン少尉は少々不満があった。
マックス小隊は、そのまま2機のガンダムを突破してアーガマもどきに左舷から向かった。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「バリアント、撃て」
バジルール副艦長の命令で左舷バリアントが発射された。
その弾幕になかなかマックス小隊は、取り付けなかった。
※
サオトメは、白いガンダムにカスタム・ビームザンバーの副刀で切りかかった。
しかし白いガンダムは、距離をとるだけで反撃らしい反撃をしてこなかった。
「やはり素人か」
サオトメは、標的を赤いガンダムに切り替えてカスタム・ビームザンバーの副刀で切りかかった。
赤いガンダムもビームサーベルを展開して鍔迫り合いをしたがビームの出力が桁違いに低かった。
「所詮モビルスーツ。
これくらいか」
その後も何度か鍔迫り合いをした。
すると赤いガンダムが頭部バルカン砲を撃ってきた。
ガンダムサイガーの装甲に使われているガンダリウムγは、頭部バルカン砲では理論上傷などつかない強度を誇る。
そのためサオトメは、その攻撃を無視して再びカスタム・ビームザンバーの副刀で切り両機は、再び鍔迫り合いをした。
※
イザーク中尉は、自分が蚊帳の外にされていることにいらだっていた。
「俺を無視するな」
イザーク中尉は、ガンダムサイガーに175mmグレネードランチャー装備57mm高エネルギービームライフルを連射した。
しかしガンダムサイガーは、攻撃を意図も簡単にかわし続けた。
※
マックス小隊は、リニアキャノンを回避しつつアーガマもどきの正面から取り付こうとした。
※
それは、アークエンジェルでも確認できた。
「回避行動を取りつつ加速最大」
ラミアス艦長が艦の航行命令を出した。
「アンチビーム爆雷、発射」
バジルール副艦長の命令で両舷にある多目的射出機からアンチビーム爆雷が発射された。
「イーゲルシュテルン、敵を艦に近づけさせるな。
ヘルダートは、自動発射にセットしろ」
バジルール副艦長が次々と命令を出した。
※
1機のユーピテルがブリッツガンダムにバルカン・ポッド・システムを撃ち牽制しながらハンド・グレネードを投げつけた。
これは、感知式タイプでブリッツガンダムに命中して爆発した。
しかしフェイズシフト装甲には、効果が無かった。
※
バスターガンダムは、94mm高エネルギー収束火線ライフルをユーピテルに向けて連射した。
うち1発がユーピテルのシールドに命中しユーピテルは、シールドごと左腕を失った。
※
1機のユーピテルは、対空機銃をシールドで防ぎながら迎撃ミサイルをバルカン・ポッド・システムで迎撃した。
作品名:機動戦士ガンダムRS 第5話 援軍の到着 作家名:久世秀一