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必殺仕事人 in ヴォルケンリッター 第10話

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第10話 スカ博士語る to はやて

「なあ、フェイトちゃん、スカ博士のあの理論ちょっとおかしいのとちゃう?」
「おかしいって何が?」
「シュレディンガーの次元存在確率論って知っとる?」
「何それ?」
「同一時空間内に同一個体が二つ存在する事は出来ないって言う定理や。
次元航行隊の船も転送機もこの理論に違反しないから機能するけどあの理論はどう考えても違反しとるのよ」
「だから何それ?、難しい事はよく分からないし……って言うか、はやて、よくそんな難しい事知ってるよね?」
「いや~、小学生の頃暇やったかな?
シャマルの大学の教科書を見てな覚えてしまったのよ、リハビリの日はやる事無かったし」
 そう、はやては小学校4年生までは学校に行っていない、学校に通い始めた4年生の内半分程度しか出席していない。
休んだ日はリハビリのある日だった。
でも1日2時間のリハビリである、どうしても時間を持て余してしまった。
その内に、シャマルの大学の教科書を見る様になり、かなりの知識を吸収していた様で5年生になる頃には成績は常にトップクラスだったのだ。
「所で、こちらの世界に次元存在確率論って学問はあるんかな?」
「判らないけど、ユーノかクロノに聞いてみたら?」
 聞いてみたがやはり解らないという。
こうなるとやはりスカさんだろう、はやては面会に訪れた。