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yamatoへ…Ⅱ

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  「悪かったね。素行の悪いガードマンがいるって聞いてて…でも人数が多くて誰だか特定
   できなくってね。…私はモリタ。ここは私の私室だから何も心配しないでいいよ」

モリタは途中売店でジュースを買うとコーヒーのコップを4つ取り出してそれにジュースを注ぎ4人に出した

  「…すみません。いただきます」

一同は出された飲み物を少し飲むとモリタの顔を見た

  「…あの…古代は…」

島が口火を切った

  「やっぱり進くんの友達だったんだね。“他に4人いる”って聞いてたからひょっとして、って
   思ったんだ。そうか、よかった。心配してくれる友達がいて…。ひとりで無理してるんじゃ
   ないかと思ってさ…。」
  「僕等、担任の先生に面会に行くなって言われたんですけど…やっぱり心配で…」

島がそう言うと3人もうなずいた

  「そうか…今の進くんは落ち着いているよ。意識も戻ったし…ただちょっときつい治療したか
   ら今面会してもちょっとうつらうつらしてるかもしれない。」
  「ちょっと顔を見る事だけでもできませんか?」

相原がそう聞くと

  「そうだね…進くんがOK出せばいいんだろうけど多分眠ってると思う。点滴にも眠たくなる
   成分を入れてるからね。ちょっと体力が落ちてて余りいい状態じゃないんだ。そうそう、
   私は主治医のモリタっていいます。来週は通えると思うけどやっぱり様子を見ながらで
   ひょっとしたらしばらくは病院から通ってもらう事になるかもしれない。
   進くんは訓練学校辞めたくないって言ってるし…でも無理はさせらなれないとなるとどこ
   かで妥協しないとだめだろう?病院から通う事で体調をしっかり管理できれば勉強だって
   遅れないし。もちろん自分で管理できればここから通う必要なんてないんだ。
   でもここにいれば今日のような事は決して起きないからね。」

モリタは真剣な目でそう言った

  「ここは命の現場で…遊星爆弾で幾人もの人が助からずここで苦しみながら命を落としてき
   た。だから一人でも…そんな姿を減らしてくてね。せっかく元気になって学校に通えるまで
   になったのに…」
  「モリタ先生、明日さまた俺たちくるから古代に会いたいってってくれないかな。古代がOK
   くれなかったら俺たちちゃんと帰るから…」

加藤が言うと

  「そうだな、古代が会いたくないって言ったらそれまでだからな。モリタ先生お願いします
   古代に聞いておいて下さい。面会時間は何時からですか?」(島)
  「明日は13時からだね」
  「どうやったらモリタ先生に会えますか?」(島)
  「外来で私を呼び出してもらえるかな。まだ診療中だったら待合室で待ってて欲しいし…」
  「わかりました。今日は帰ります。」

島がそう言うと4人は席を立ってお礼を言うとモリタの部屋を出て行った








作品名:yamatoへ…Ⅱ 作家名:kei