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yamatoへ…Ⅲ

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<転入-2>

寮に戻った4人はすぐ食堂で食事を済ませると島の部屋に集合した

  「…結構ヤバい状態だったんじゃないか?」(島)
  「うん、なんかそんな感じだったね。今日は絶対会わせたくないって感じ。」(相原)
  「でも大丈夫なんだろ?それだけでも良かったじゃないか。」(山本)
  「まぁ…そうだけど…退屈してるだろうな。いつも勉強してたからな」(相原)
  「でも古代もバカだよなぁ。あいつの頭だったら普通にしてたって半年もすりゃ俺らと並び
   そうなもんだけどな。」(加藤)
  「そうそう、古代はバカなんだよ。その半年が許せなかったんだろ?まぁあいつの早さを
   思ってすればこっちだって待ってるなんてこと考えられないからな」(島)
  「お?島もひょっとしてちょっと焦ったりしてた?」(山本)
  「“も”って事は山本も焦ってたって事だろ?当然じゃないか。バックに守さんがいるいない
   関係なくあれだけのスピードで高校の過程を終わらせたんだ。ヤバイって思うだろ。
   確かに高校の過程を終わらせてすぐ訓練学校の内容に入ってもいいんだがそれじゃ
   普通の一般の兵士で終わってしまう。やっぱり士官にならないと…言われるがまま
   戦ってるんじゃここに来た意味がない。みんなもそう思って防衛大学の講師を呼んで
   もらったんだろ?」(島)

全員うなずく

  「俺は最初ここに来たくなかった。でもしょうがなかったんだ。」(島)
  「みんなそうだよ。仕方なく…ここに来たんだ。」(相原)
  「古代だけかもしれないな…ここに志願して来たのは」(山本)
  「でもイヤだったのは最初だけで…来てみたら結構いいなって思ったよ。俺は今全く後悔
   してないね!」(加藤)
  「そうだな…今は良かったって思えるかも。」(島)
  「うん」(相原)

山本が伸びをしながら

  「う~ん、あいつ退屈してるだろうな。こないだ実家から新しい映画鑑賞用スコープが来た
   から古いので良かったら貸してやろうかな。」

そう言いながら立ち上がると

  「もう遅いから寝るわ。おじゃまさま」

と言って部屋を出て行った。加藤と相原も一緒に立ち上がると“また明日な”と言って部屋を出て行った



作品名:yamatoへ…Ⅲ 作家名:kei