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yamatoへ…Ⅳ

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  「あれ?古代留守?」

買い物に行こうと思い進を誘いにきた島がノックをしても応答がないのにアレ?と思い独り
言を言った時たまたま山本の部屋の扉が開いた

  「山本、古代しらねぇ?」(島)
  「いや…朝メシ食って…そう言えば制服着て出かけたな。後ろ姿をちらっと見たけど
   多分間違いないだろ。」(山本)
  「そうか…モールに買い物行くから一緒にって思ったんだけどな。あいつさいっつも同じ
   の着てるだろ?そろそろ新しいの買った方がいいぞ、って言おうと思ってて…」(島)
  「ははは、島は古代の彼女みたいだな。確かにいつも同じの着てるな。なぁ島、俺一緒に
   行くよ。で、古代の一緒に選んでやる。どうせあいつは渡されたら金払うって。」(山本)
  「そうかな…でも山本センスいいから古代と一緒よりいいかもな。すぐ出かけられる?俺
   このまま出られるんだけど…」(島)
  「あぁ、いいよ。待ってて、マネーチップ持ってくるから。」

そう言うと山本は部屋に戻りマネーチップを身分証明書のチップを持って出て来た。

  「その前にトイレ行っていい?トイレ行こうと思って表出たんだよな。俺…」

少しくすんだタンクトップに黒の細めのジーンズをはいている山本は少し年上に見えた

  「あれ?加藤どうする?」
  「加藤?あいつは寝てるから大丈夫。」

そう言って二人はモールへ向かって行った





 
作品名:yamatoへ…Ⅳ 作家名:kei