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第五話・痛ッてぇぇな！！！

「誰か助けろォォォォッッッ！！」

西丈一郎は叫ぶ。
しかし、助けようとする者は誰一人としていない。
そうしている間にも西丈一郎は限りなく死へと近づいてゆく。
すると・・・


『カァァァァァァァァッッッ！！！』


カラスの鳴き声を拡声器で5倍にしたような鳴き声が地下に響く。

「あああああああああああああああああああああああああああああああッッッッッ」

西丈一郎の絶叫がそれに続く。

「・・・ワシが行こう」

すると秀吉が見ていられなくなったのかダクトの淵に立った。
恐らく、田中星人を止めるつもりなのだろう。

「・・・秀吉・・・」

「・・・秀吉さん・・・」

秀吉はダクトの淵に立ち、大きく深呼吸を一つすると・・・





「フッ・・・！」





地下へと飛び降りた。