ビター・トゥルー
作品の再録にあたって、後書き及び解説という名の言い訳。
・復讐を誓っていたはずのハリードが、神王教団トップのティベリウスに会っても何のイベントもなかったのが納得いかず(単に容量の問題でしょうが)、もしも許したのだとしたらその理由は? という疑問からできた二次創作です。
しかし、こじつけたいがばかりに色々詰め込みすぎて、禅問答のようになってますね。
・トルネードという異名は、数々の戦功からきたのでしょうが、主にどこと(誰と)戦っていたんでしょうね?
また、オープニングでの姫とのセリフの中に、“アクバー峠を越え、リブロフへ(いくさに行く)”といった発言をしてますが、リブロフには義兄弟ルートヴィッヒがいたので、援軍にでも向かったのでしょうか?
ルートヴィッヒがハリードら主力軍を誘き寄せ、その隙に神王教団が……? などとこの辺りもまだまだ妄想の余地がありそうです。
・この作品は、拙作『スウィート・トゥルー』という作品の中の入れ子構造となっており、別の場所にいるカタリナ、詩人たちとはぐれたハリードを、エレンが追っているという設定です。
うっかり、そのテキストデータを消してしまったため、私の手元にはもうないのですが(ぬーん……)。