剣ノ一声
「そう簡単にやられてたまるか!」
俺は喧嘩スタイルで髑髏兵へと飛び込んでいき、髑髏兵へと殴りかかる。殴られた髑髏は最後、粉々に脆く崩れ落ちる。
「そ、そんな!ISでも敵わなかった敵が・・・・・・・!?」
副担任の真耶は信じられない状況を目に眼鏡がずれ落ちた。
「おりゃあ!」
しかし、身体が妙に軽いのか、普段は出来るはずのない身体能力で華麗に宙を舞い、そして手足を用いた蹴りと拳で優雅に髑髏兵共を蹴散らしていく。徐々に戦空士の戦闘スタイルを掴ん
だ俺はテンションを向上させ、一体残らず全ての髑髏兵を粉砕した。
「ふぅ・・・・どうやら片付いたようだな?」
カチャ・・・・・
「・・・・・・・・?」
しかし、しばらく経って、俺の後頭部より銃口が押し付けられた。IS使いの一人が俺を敵視しているようだ。
「貴様、何者だ?」
「・・・・・・・・・・・・」
織斑千冬の言葉に戦空士の一斉はただ、黙りこむままであった。