新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第78話
直 (彼って家の弟達にも見習わせたいくらいの一面があったのね・・・・普段から弟ばかりの世話をしてきた私にとって、どうも年下男子は恋愛対象にはならなかったけども・・・私の偏見なのかもね・・・・全部がそうじゃないんだ・・・。)
直は當哉の頭に手を触れて笑顔でお礼を言った。
直 「當哉君!今日はありがとう。君は命の恩人よ!それに、友達のあなたも!」
聡 「俺っすか?!」
直 「ええ。あんなこと、相当な勇気がなければ出来やしないわ。家の弟達に見習ってもらいたいくらい!當哉君のケガが直ったら遊びにいきましょう!」
わぁと笑みを浮かべる3人。當哉にぐーを出して笑う聡。
聡 「やったな♪當哉!」
當哉 「ああ!」
互いに拳を軽く打ち合わせる二人。ふと撫子を見る聡。撫子は笑顔で笑い返した。
撫子 「ふふ♪」
聡 「・・・へへへ。」
聡も照れくさそうに笑った。その頃、グレートファイバードは逃げるシュラのUFOを追尾していた。
グレートファイバード 『明らかに移動している・・・・コイツはいったい?!!』
シュラ 「くそっ・・・振り切れんか・・・・ならばこいつも実験させるかっ!!!新たなヴィラーダロボを!!!」
振り切れないと悟ったシュラは、光学迷彩を解除。更にそこからUFOが変形を始め、一体の巨大なロボットになった。UFOの正体はヴィラーダロボ02だったのだ。
その容姿・形状はビグザムにビグロのアームが付いたかのような感じではある。それに加え、ボディーのいたるところにニードルが突き出ている。
グレートファイバード 『なに?!!変形しやがった?!!』
シュラ 「こいつはこれからの戦力にするためのとっておきだ・・・・手短に済ませるぞ!!!ファイバード!!!」
ヴィギュドォオオオオオオオオオオオッッ!!!
つづく
作品名:新生勇者戦記 ブレイヴ・サーガ・ディザスター 第78話 作家名:Kブレイヴ