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いつか宇宙人とバスケ、テレフォン、インタビュー

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「黒子っち、何読んでるんスか」
「SFです」
「スペースファンタジー?」
「サイエンスフィクション」
「惜しい!」
「惜しくないです。まあでも宇宙のことも出てくるので、黄瀬くんにしたら頑張ったほうですかね」
「ヒドッ!宇宙、ねえ。おれ、行ったことないっスわ。すげー広いってことくらいしか」
「僕だってありませんよ。でも、広さで言うなら、そうですね。宇宙というのは、膨張しているらしいですから」
「ぼうちょう……」
「広がっているんです。いま、この瞬間も」
「へえ。初耳っス」
「だから、いつか、もしも黄瀬くんが宇宙へ行けるようになるときには、たぶんいまよりもっとずっと広くなっているはずですよ」
「すげー。おれ、宇宙、行けるかなぁ」
「さぁ」