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(黒バス)キセキのハロウィンパーティー

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メンバーのセリフの見分け方~

・黒子テツヤ=敬語

・黄瀬涼太=「~っす!」をよく使い(泣)などが含まれている。

・緑間真太郎=「~なのだよ」をよく使い真面目口調。

・青峰大輝=口が悪い。

・紫原敦=語尾によく「~」が入るおっとり口調

・赤司征十郎=みんなを下の名前で読んでいる。キセキの中で一番の標準語


<注意>

・キャラ崩壊しまくっている

・赤司に関してはキャラがつかめずめっちゃ優しいけど黄瀬には厳しいキャラになった。

・セリフが多すぎる

・後半とかラストとかもうまとまりがなくなってお菓子な終わり方をしている

・絶対めんどくさくなっただろう!とかツッコミたいとこあっても温かい目で見てくれ。





              ではスタート!


「黒子っちー!今日はハロウィンっすよー!ハーロウィーン!・・・ってあれ?黒子っちどこっすかー?一緒に仮装しようっすよー!」

今日は10月31日ハロウィンの日だ。

「黄瀬くん。僕はここにいますよ」

「えー?どこっすかー?ってうわぁ!何やってんすか黒子っち!」

「何って・・・見てわかりませんか?仮装ですよ?」

「仮装って、ただ白い布をかぶっただけに見えるっスけど?」

「はい。だからシーツをかぶってお化けに仮装してみました。というか黄瀬くんはまだ仮装してないんですか?もう皆さん仮装してハロウィンパーティーの準備を始めてますよ?」

「えー!俺なにも言われてないっすけど・・・俺だけ仲間はずれっすかぁ~?(泣)」

「そんなことはありませんよ?ちゃんと連絡網で・・・あ、確か黄瀬くんの前は青峰くんでしたね」

「そんなぁー!こうなったら、この前モデルの仕事で着たヴァンパイアの衣装借りてくるっす!」

「早く帰って来て下さいね。もう時間があまりありませんから」

「りょーかいっす!」

そう言って黄瀬は走り去ってしまった。

「あ、黄瀬くん僕の仮装用のシーツまで持ってってしまいました」

黒子はため息をつき仕方ないという表情でみんなが待っているパーティー会場へ向かった。



「ん?おい、黒子。お前は黄瀬を呼びに行ったのではなかったのか?」

会場に入ると体中に包帯を巻いたミーラ男の仮装をした緑間に声をかけられた。

「黄瀬くんなら仮装用の衣装を取りにどっかに行ってしまいました」

「それはわかったのだよ。そして何故黒子は仮装をしていないのだ?」

「黄瀬くんが一緒に持ってってしまいました。」

「そうか、まったく仕方がないやつなのだよ黄瀬は、よかったら俺の包帯を分けてやろう・・・」

「遠慮します」

「そうか・・・。」

緑間はメガネを上げながら少し不満そうにつぶやいた。

「そんな即答しなくてもいいのだよ」

「ん?何か言いましたか?緑間くん」

「なんでもないのだよ」



「よー、テツー。お前さっきまでどこにいたんだよ。探したんだぞ?」

「すみません、黄瀬くんのところに行ってました」

すると今度は青い毛の狼男の仮装をし、両手にフライドチキンを持った青峰がきた。

「ふーん、それよりテツ、このフライドチキンうめぇぞ!お前も食えよ」

「遠慮しておきます」

「青峰!なに食べてるのだよ!」

「だからフライドチキンっつってんだろ」

「そんなこと聞いているのではないのだよ!それはこれから始まるパーティーのためにご馳走なのだよ!まだ食べてはいけないのだよ!」

「あぁ?そうなのか?っち、仕方ねぇな、もう少し待つか」

そう言うと片手に持っていたフライドチキンを高速でたいらげ、もう片方の手に持っていた口をつけていないフライドチキンを近くの皿においた。

「ってか緑間。その手に持ってるのはなんだよ」

「む?これは今日のラッキーアイテムなのだよ」

「これって・・・サンタクロースのぬいぐるみですよね?」

「ハロウィン全く関係ねーじゃねぇかよ!」

「何を言う!おは朝占いは絶対なのだよ!」

青峰と緑間がそんな言い合いをしている中、黒子は得意のミスディレクションでそっとその場を抜け出し会場の奥へと進んだ。

「くーろちーん。トリックオアトリート~お菓子をくれなきゃいたずらするぞ~」

すると今度はおっとりした口調でフランケンシュタインの仮装をした紫原がやって来た。

「すみません、僕今お菓子持ってないです」

「えー、じゃあ黒ちんにいたずらしちゃおー」

「こら、敦。まだパーティーは始まってないからいたずらしてはダメだ」

「どうも赤司くん」

すると今度はヴァンパイアのコスプレをした赤司が紫原を止めにやって来た。

「えー、赤ちーん。まだ始まらないのー?」

「もう少しだよ」

するとそこに仮装衣装を持って黄瀬が走ってきた。

「黒子っちー!ついでに黒子っちの衣装も取ってきたっすよ!シーツだけじゃつまんないっすから!って赤司っちもいたんすか」

「あぁ、涼太はなんの仮装をするんだい?」

「ヴァンパイアっすよ~!ってよく見れば赤司っちもヴァンパイアっすねー!」

黄瀬が至極明るく言うと赤司は少しうつむきながらポケットの中を探る。
すると・・・

「涼太もヴァンパイアの仮装なのかい?ヴァンパイアはね、一人で十分なんだよ。涼太はちょうどその金髪でも利用してまいう棒の仮装でもしたら?」

赤司はポケットからハサミを取り出し不敵な笑みを浮かべながら黄瀬に言った。

「え?っちょ、赤司っち!?どうしたんすか?!!!ってかまいう棒ってひどっ!」

「あ!」

黄瀬は目に薄く涙を浮かべながら、ふと思い出したように黒子の方に向き直った。

「そうそう、黒子っち!せっかく衣装持ってきたっすからきてみてくださいっすよ~」


強制的に着替えさせられた黒子は狼男の衣装を着ていた。

その頃には、青峰、緑間、黄瀬、紫原、赤司の5人が集まっていた。

「これは・・・」

「狼男っつーより・・・」

「犬に見えるのだよ・・・」

その場にいた全員が思ったであろう。

黒子は狼男の仮装をしているにも関わらず、どう見ても犬にしか見えないのだ。

「テツヤに狼男の衣装は厳しんじゃないのか?」

「黒ちんには似合わないと思うよ~」

みんなが口々に言う中、強制的に着せられた黒子は何とも言えない表情でだんまりしている。

「他の衣装はないのか?涼太」

「俺が持ってきたのはヴァンパイアの衣装と今黒子っちが着てる狼男の衣装しか持ってきてないっすよ~」

「ん~・・・」

みんなが悩んでいると、そこに一人の少女が現れた。

「みんな~!もうお客さんたちきちゃうけど準備は出来たー?」

「あ、桃井さん」

そう、その少女とは魔法使いの仮装をした桃井だったのだ。

「・・・きゃあー!テツ君カワカッコイイ!ワンちゃんの仮装似合ってるよ!!」

「いえ・・・これは犬ではなくて・・・」

「何言ってんだ、さつき。今テツが着てるのは狼男の衣装だぞ?」

「ええー!青峰くんと同じ衣装を着ているとは思えない!」

「あ、確かに(笑)」

「うっせぇな!」