(黒バス)キセキのハロウィンパーティー
黄瀬が桃井に指摘された青峰と黒子を見て笑うと青峰が黄瀬の首に腕を回し怒っているが、遠まわしに見ればだたじゃれ合っているだけのようにも見える。
「でも、狼男って言われるとテツくんには少し似合ってないかもね~」
「桃井はどっちなのだよ!」
「えへへ♡」
「思ったのだが、テツヤには魔法使いの衣装が一番合うのではないか?」
「あ、確かに中身の人も魔法使いだしなぁー」
「でも、それはアニメでの話でこのくだらない夢小説とは関係ないのだよ」
「でも、だんだんめんどくさくなってきたよ~」
「それに、もうすぐお客さんたち来ちゃうよ?」
「確か会場の裏の物置に魔法使いの衣装があったはずなのだよ」
「そうか、よし。涼太5分以内に取ってこい。5分過ぎたら明日の練習メニュー3倍な」
「えー!ってかなんで衣装があることを緑間っちが知ってるんすか!何でいつも俺ばっかりー!(泣)」
そんな不満を言いつつ黄瀬4分50秒でとってきた。
「はい、黒子っち。着替えてきてっス」
「んぁ?おい、黄瀬。その手に持ってる黄色い物体はなんだ?」
「ん?あぁ・・・これっすか?」
黄瀬が手に持っていた黄色い物体を広げると・・・それは。
「まいう棒だぁ~」
「なんでそんなものがあるのだよ」
「知らないっすよー!とりあえずあった衣装持ってきたらこれもあったんすよー!」
「でもよかったな涼太。お前にぴったりの衣装があって。これでみんな仮装ができたな」
着替え終わった黒子とさらに赤司に言われ高速でうまい棒の仮装(着ぐるみ)を着た黄瀬も出てきて会場にはあのキセキの世代全員がコスプレ完了で揃った。
「あ!ねぇねぇ!記念にみんなで写真撮ろうよ!」
「あぁ?めんどくせぇー」
「いいじゃないか、今日ぐらい。思い出は作っておくものだよ」
「赤司が言うならとってやってもいいのだよ」
「やったー!じゃあカメラをタイマーにしてっと!・・・じゃあとるよー!」
パシャ!
そのシャッター音と同時に桃井が言っていたお客さん・・・誠凛、海常、秀徳、桐皇、陽泉、のバスケ部メンバー、そしてその他登場人物などが一斉に集まったのだ。
「うぉ!黒子、魔法使いの衣装ってそのまま過ぎてwww」
「衣装がなくなってしまったんだからしょうがないです。笑わないでください」
火神が黒子の姿を見て笑って、そんな火神に少し黒子が拗ねていたり。
「ちょ、真ちゃんwミーラって、包帯って、予想通りすぎw」
「うるさいのだよ、高尾!」
火神と同じように、緑間のありきたりすぎる衣装に高尾が笑い、それに緑間が怒ったり。
「敦、フランケンシュタインの衣装似合ってるね」
「ありがと~室ちーん。あ、トリックオアトリート~」
お菓子をねだる紫原に氷室が笑顔でお菓子を与えていたり。
「黄瀬・・・お前はなんでその仮装を選んだんだ?」
「赤司っちに言われたっすよー」
笠松が無駄にイケメンな顔でべそをかきながらまいう棒の衣装を着ている黄瀬を遠まきにしていたり。
「いつもお世話になっている、互いに頑張ろう」
「こ、こちらこそ!負けないわよ!」
赤司はリコなどのキセキメンバーのそれぞれの監督のところに挨拶をしたりなど。
いつもとはちょっと違う表情を見せたり見せなかったりする、楽しいハロウィンになりました。
ハッピーハロウィン!!!!!
終わり
最後まで読んでくれてありがとう。
一応それぞれの仮装のイメージを言っておく。
・黒子の狼男=テツヤ2号に似ている
・黒子の魔法使い=ちびっこみたい。
・黄瀬のヴァンパイア=さすがモデルとでも言えるかのような着こなし。
・黄瀬のまいう棒=無駄にイケメンな顔でまいう棒。これはご想像にお任せするしかない。
・緑間のミーラ=指先の包帯を全身にした感じ。首までと頭に少し包帯が巻いてある。
・青峰の狼男=青い耳と尻尾をつけただけ。でもなぜかリアリティが・・・。
・紫原のフランケンシュタイン=頭にネジをつけていて、顔には縫い目のように見えるメイク。服はボロボロ。
・赤司のヴァンパイア=ご想像にお任せします。
感想
完成してから読み返した。
やっぱり黄瀬のまいう棒はかわいそすぎたかなと思った。
仮装に化け猫とか入れればよかった。
なんかごめんなさいしか出てこない。
読んでくれてありがとうございました。
作品名:(黒バス)キセキのハロウィンパーティー 作家名:赤空