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バルタン星の人
バルタン星の人
novelistID. 38562
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絶対に笑ってはいけない宇宙警備隊24時 最終章2

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声がした方向へ振り向くミラーナイト。
そこには赤い体色のバルタン星人が一体いた。

ミラーナイト「何者だ!?」

レッドバルタン「フフフ、俺様はバルタンの切り込み隊長、レッドバルタンだ!!」

ミラーナイト「レッドバルタン…?」

レッドバルタン「死ねぇ!!」

レッドバルタンが挨拶代わりのように右手を払って赤い光弾を放ってきた。ミラーナイトは慌てて横に飛び、辛うじてそれを回避する。

レッドバルタン「逃がさん!」

ミラーナイト「シルバークロス!!」

再び放たれた光弾を、今度はシルバークロスで相殺しようとしたが、二つの光弾が衝突した衝撃で、ミラーナイトが吹き飛ばされる。

ミラーナイト「な、なんてパワーだ……」

レッドバルタン「中々やるな、だがッ!」

間髪入れずに三発目を撃つ。

ミラーナイト「しまった!」

先ほどの爆風で体制が崩れていたミラーナイトは、回避することが出来ない。
直撃を覚悟したミラーナイトが身構える。
しかし……

???「グリッドオォォォビイィィィムッ!!」

全く別の方向から発射された光線が、レッドバルタンの光弾を相殺させた。

レッドバルタン「何!?」

ミラーナイト「今のは…」

両者は光線が発射された方向を見る。そこにはジャンボットによく似たロボットのような人物がいた。

レッドバルタン「貴様、何者だ?!」

グリッドマン「私はグリッドマン!電光世界の勇者だ!!」

ミラーナイト「グリッドマン…?」

戦いは更に加速しようとしていた……


その3へ続く!