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Ib ~とある美術館での物語~

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「・・・失礼な絵ね」

そうつぶやき私はその絵から遠ざかった。
改めてこの部屋を見てみると今私がいる場所が丁度T字路に当たるみたいで右側には特に何もなく行き止まりになっていて、左側には今私が入ってきたドアと相変わらずベロを左右にせわしなく動かしている絵がある。
そして正面には真っ直ぐに延びる通路があった。
右側には特に何もないので私は正面の通路を進んでみた。
進んだ先にはまたT字路となっていて左側には黄色のドアが、右側には天井から赤いロープみたいなもので吊された人形が何体もあった。
その奥には同じく黄色のドアが見える。
私は何となく人形の方へ行くのは嫌だったので左側の方へ向かった。
ドアに近付くとドアに何か書いてあるのに気付いた。
ドアには「ウソつきたちの部屋」と書いてあった。

「ウソつき達の部屋ってなんだろう?」

そう言いながら私は部屋に入った。