ゆらのと
書き始めるまえ、銀時の誕生日記念にどんな話を書くかを考えました。
それ以前に、ブログのほうで銀桂話を書き（「夜を越えて」という話です）、少し長かったので連載のようになったのですが、その際の読者の方々からの反応が良くて、だからまた連載にしたいと思いました。
連載ということは、ある程度の長さが必要になります。
内容は銀時が桂を口説き落とす話にしようと決めました。
それなら、長くなりますし、先の展開が気になる感じになって、連載向きになるかと。
でも、銀時が桂を口説き落として両想いになって終わりにはしたくないなと思いました。
なので、両想いになったあとに別れさせよう。
そう思いつき、じゃあ、別れる理由はどうしようか。
いったん別れる話は、過去に何回か書いたことがあります。
それらの話を読んだ方がいらっしゃるでしょうから、別れる理由を同じにはしたくありませんでした。
それで、思い出したのは、機会があったら書きたいと思いつつ書けないままでボツ状態になっていた話です。
実は、この話には原型となった別の話があります。
そして、その話では高杉の出番が多かったのです。