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新生勇者戦記ブレイヴサーガ・ディザスター 第89話

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  勇士朗 「・・・・・・っしっ!来ました、来ました!!来ましたよ!!それじゃあ、俺も
現地に向かいますっっ!!!」

  要 「ああ!!だが、くれぐれも無茶はするなよ!!」

  勇士朗 「はいっ!!」

  通信を終える勇士朗と要。要は既に高校生としてではなく、ブレイヴ・フォースの勇者とし
勇士朗を見なしていた。

  要 (彼は近い将来の後輩だ。俺は彼を買っているっ!!頼むぜ!!)

  そして勇士朗は、彼を見上げるさやかと琢磨に助けてくれたお礼を叫ぶ。

  勇士朗 「それじゃぁ、二人とも助けてくれてサンキューなっっ!!カイゼルファイヤーに
もよろしく伝えておいてくれっ!!」

  さやか 「はぁーい!!」

  琢磨 「火鳥兄ちゃん、がんばってー!!」

  勇士朗は手を前に押し出すようにサムスアップすると、キャノピーハッチを閉める。そして
加速レバーを前に押し込んだ。

    ガキャキキキッ!

    キュイイイイイイイイ・・・・・ギュドォバオオオオオオオオオオオオオッッ!!!

  ファイアージェットは一気に加速して飛び立つ。巻き起こる強風でさやかのスカートが思い
っきりめくれあがる。琢磨は思いっきり見てしまった。

  さやか 「きゃああ?!!」

  琢磨 (うおおおおおおおお?!!パンツ丸見えええええええ!!!)

  勇士朗は虚空の夜空を睨んでファイアージェットを加速させる。一方で舞人は、かつて無い
敗北感に襲われ、戦意を消失させ、丈は怒りのフラストレーションを溜め込んでいた。エグゼブ
こと榎本は不敵な笑みで脱出用のルートを歩く・・・それぞれの思惑が重なる中、事態は動き始
めた。傷ついた姫君達と勇者を救う為に・・・・。


  つづく