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The British Museum

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「あ、キミ昼間ガイドをしてた…」
「どういうことだ、菊。」

キクはアルフレッドにニコリと笑いかけ、アーサーに視線を戻した。

「私がナイトさんに彼を連れてくるように頼んだんです。
詳しい話はオフィスでしましょう。」

アーサーは未だフリーズしたままの鎧をもとに戻し、アルフレッドと共にキクのあとに
続いた。

「よぅ、お疲れ菊ちゃん。」

従業員が使うオフィスらしいドアを開けると、中に長い金髪に髭を生やした男が
座っていた。

「ん?そちらさんはどなた?」
「俺の義弟、アルフレッドだ。」
「義理の、だけどね。」
「え?お前の義弟が何でこんな所に…?」
「それも含めてこれからお話します。」

キクにその男の隣に座るように勧められ、素直に席につく。
しばらくして、アーサーが人数分の紅茶を持ってきて全員の前に置いた。

「ありがとうございます。アーサーさんの紅茶はいつ飲んでも美味しいですね。」
「別にこれくらい普通だ。菊のためなら美味い紅茶くらいいつでも入れる。」

今まで見たことないくらい穏やかで甘い表情をしたアーサーは菊の隣に腰を下ろした。
思わず凝視してしまう。

「さて、落ち着いたところで話の続きをいたしましょうか。」

紅茶を半分ほど飲んだところでキクが話を切り出した。

「私の名前は本田菊と申します。この博物館の経営、主に会計をやっています。」
「俺はフランシス・ボヌフォワ。ここのドクター、医者をやってる。」
「俺はアルフレッド・F・ジョーンズ。大学生でイギリスには考古学の勉強のために
留学に来てるんだぞ。」
「そうでしたか。なら調度いいですね。アルフレッドさん、貴方にお願いがあるんです。」
「何だい?俺に出来ることだったら何でも言ってくれよ。
俺はヒーローだからね!」

キクはふふっと笑うとアルフレッドを真っ直ぐ見て言った。

「この博物館でアルバイトしてくれませんか?」
作品名:The British Museum 作家名:Sajyun