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Angel Beats! ~君と~

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この局面で言うか?普通………まいっか。

「俺の名前は―――――」

「『ひなっち』って言います!」

ゑーーー?何で言うん?ユイ。

「へ~面白い名前だね。覚えとくね~。んじゃサラバ!」

「あ!待っ―――――」

足速っ!!もう病院の入口まで行っちゃったよ!!
てかユイ何でなん!?何で言ったん!?

「あーあ…もうちょっと話したかったのに~」

「ぅぉい!何で言ったんだよ!変な印象を与えちゃったじゃん!!」

「え~?『ひなっち』って良い名前じゃないですか~」

「良い名前だけどさ!………もういいや……」

「先輩、元気出して出して」

俺はユイの柔らかいほっぺに両手を優しく添える。

「せんぱい?」

そして――――

「ふふぁ?ふぃふぁっひへふはい?はひふぉやっふぇふんふぇすは?(ふえ?ひなっち先輩?何やってるんですか?)」

優しく、痛くない様にほっぺをつねって伸ばしたりする。
ほんと柔らけぇなぁ……気持ち良い……

「ふぇんはい?ふぇんふぁーい?(先輩?せんぱーい?)」

ユイが何を言おうが俺はやり続けてやる!!
ユイがいけないんだ!こんな柔しいほっぺを持っているのがいけないんだ!!










はい、どうもいきなり日向さん目線から入ってきて少々不機嫌な遊佐です。
現在位置は日向さんが分からない様な所に居ます。

「あの車椅子の子……何処かで会ったような気がするわ」

奇遇ですねゆりっぺさん、私もです。

「え?ゆりっぺも?僕もそんな感じがする」

おや、大山さんもですか。

「………………」

音無さんは落ち着いていますね。流石です。
他のチームはこちらに向かって来るんですが、どうも距離的に行くのが難しくてなかなか来れない様なんです。

「日向君女の子のほっぺをつねって伸ばしたりしてるけど何がしたいのかな?」

「さあ?」

あの子……確か…………

「……『ユイ』…と言う名前ではないでしょうか?」

おかしいですね…口が勝手に……

「それよ!」

合ってるんですか……

「ねぇねぇ、二人が何か話しているんだけど聞こえないよゆりっぺ」

「そういう時は~(ゆりっぺダミ声)」

ドラ○もんみたいにポケットから……ではなくバッグからゴソゴソと…って何処からバッグを取り出したのですか?

「『最大100メートル先の物音が聴こえる装置』~(ゆりっぺダミ声)」

バッグから取り出した物は……チャーさんが開発した物ですね………
小型化したアンテナにヘッドフォンが付いていて聞くには最適。更には、アンテナに付いているダイヤルで調整(何の調整でしょうか?)が可能……らしいです。

「ここのダイヤルを回して……っと!」

さっそくゆりっぺさんはアンテナに付いているダイヤルを10にし――――――


『爆発まで後、10秒です』


「?」

「ヱ?」

「ゆりっぺさん…」

「おい…後10秒って………」


『…5…4…3…』


こうしている内にカウントダウンが――――

「うわぁぁぁぁぁぁ!?どうすれば良いのよ!?」

「ちょっとゆりっぺ!僕の方に渡さないでよ!!」


『…1…』


「皆…!」

「あ~もうダメだ!!おしまいだぁ!!」

チャーさん……怨みます………


『…で爆発するとでも思ったか!わははははははははははははは!!バーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカバーカカーばかーばかーばかーばかーば!!』


『………………………』

かば……って……………しかも憎たらしい機械声です。

「何だよこれ!?本当に役に立つのかよゆり!?」

「知らないわよ!!使わなきゃ損よ!」

「使う以前に使えないよゆりっぺ!!」

………………………………………

「……取り敢えず、皆さん落ち着きましょう。でないと日向さんに気付かれる可能性があります」

この場を落ち着かせると、ゆりっぺさんは何回か深呼吸をしてから無線機を使って全チームに何かを伝え日向さんを観察。アンテナは使わないのでしょうか?
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遊佐
「タイトルが変ですね」
作品名:Angel Beats! ~君と~ 作家名:幻影