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Angel Beats! ~君と~

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「大山君いつもこんな感じなの?」

「えー…っとね……大体そうだね…」

こんな事態でも後ろから抱き付く小枝さんって一体…
それと音無さん、音楽に夢中になり過ぎです。少し位は焦って下さい。

「誰かあのアホを止めてぇぇぇぇぇぇえ!!」

発狂しないで下さい。


「任せろ…」


何処からともなく現れる椎名さんは言葉を置いていき、野田さんの方へと走ります。

「椎名じゃん」

「知り合いですか?」

不味いですね。気付き始めましたか…。


「うぐ…!?」


短い悲鳴が聞こえたと思うと野田さんが死人の様にぐったりとしていて椎名さんの肩に担がれています。どうやって止めたのでしょうね。

「カッコいいですねあの人!」

ユイさんが言う頃には消えてしまいました。流石、椎名さん。

「あいつぁ運動神経が良いからな…何でゆりっぺとか言ってたんだ―――あれ?」

「先輩あそこに五人組の男女が居ますけど…」

指をこちらに指すという事は…ばれちゃいましたね……

「ばれちゃったね大山君……」

そろそろ抱き付くのは止めませんか小枝さん。それと音無さん……もう夢中になり過ぎです。













「もう、日向何で私達に相談しなかったの?」

「そうよ信用しなさい」

いやいやゆりっぺさん、それは無理だと思います。

「私の筋肉にかかればこんなこ――――」


ドスゥ!!


鈍い音がすると共に足から崩れていく高松さん。原因は解ってますがね。

「高松君…」

「見ない方が良いよ大山君。筋肉見たら毒されて死ぬよ?」

「筋肉見ただけで死ぬものなの?」

もう嫌われてしまいましたね高松さん。ドンマイです。大山さん、筋肉見ても死にませんからご安心して下さい。

「個性的な人達ですねひなっち先輩」

こう言う事を言う人は少なくないです。基本はアホの集まりですからね。

「へー日向君『ひなっち』って呼ばれてんだ~」

「I kiss you!!」

「お前には『秀っち』の方がお似合いだぜ?」

茶化すゆりっぺさんと藤巻さん。

「や、止めろ!!そのあだ名にはトラウマが!!」












以上で私のお話はこれでおしまいです。これ以上深入りすると私のプライベートがばれてしまう恐れがあります。
では、またの機会があったらお会いしましょう。

どうせなら次回でも予告しておきましょう。


次回、ゆりっぺさんは夏休みに入った途端にある事を提案するのです。
そのある事とは?とお思いの方、残念ながらこれ以上言うとネタバレになってしまいます。

では、さようなら。また次回をお楽しみに待って下さい。
作品名:Angel Beats! ~君と~ 作家名:幻影