Angel Beats! ~君と~
結弦は何としてもそれだけは阻止をしようとする。
「じゃ、オイラと釣りしようぜ!…えーと名前は何て言うんだい?」
「音無。あー……宜しくお願い致します。斉藤さん」
「オイラのことは気軽に斉藤と呼んでれ!よし、行こうぜ!釣りと言う名の戦場に!」
「え…ちょ、あーーー!!」
「お兄ちゃああああああああん!!」
結弦の服の襟の部分を斉藤は掴むと、常人ではない速さで岩場に行ってしまった。初音が追いかけようとしたが遅かった。
置いてけぼりにされたメンバーは、
「音無君は犠牲になったわ……だから………楽しみましょう!!!」
「良いの!?」
誰よりも早く連れて行かれてしまった兄の妹がツッコム。
「良いのよ初音ちゃん。どうせやることが無い暇人なヒモよ。大きい魚を釣れることを祈りましょう」
「ゆりさん……」
なにか嫌な予感がした。第六感と言うものだろうがそれが宛になるのかならないのかは解らない。
そこに、水着の上に生地が薄いパーカーを着ている遊佐が近付き初音の頭を撫でる。
「まあ、初音さん楽しみましょう。彼にしか出来ないことがありますから」
「はいっ!という訳で楽しみましょう!!!」
一同は結弦が活きの良い魚を釣れることを祈り、遊ぶことにした。
結弦は良く魚が釣れるという場所に案内され、足場が悪くデコボコした地面を歩く。
「斉藤さん…結構進んでますが……ここら辺で良いのでは?」
「まっ、そうだな。ここらにしようか」
釣りの一式を結弦に渡し、斉藤は何処からともなく自分の釣り道具を出し、流れが速い水面に餌のミミズが付いた針を投げた。
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小枝さんの水着姿
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作品名:Angel Beats! ~君と~ 作家名:幻影